【ARTIST】TD-50KV with KD-A22 アーティスト・インプレッション #3

第一線で活躍するプロ・ドラマーが語る、V-Drumsのフラッグシップ・モデル TD-50KV with KD-A22の魅力。

V-Drums TD-50KV with KD-A22
アーティスト・インプレッション
#3 神宮司 治

第一線で活躍するプロ・ドラマーが語る、V-Drumsのフラッグシップ・モデル TD-50KV with KD-A22の魅力。現在は活動休止中のレミオロメンのドラマーであり、ジャンルレスでご自身が企画したイベント”Happy Session”やドラムクリニックの開催など、幅広く活躍されている神宮司治さんにうかがいました。

まさに“生”。このスネアは真剣に向き合わないとダメですね

見た目はもちろん印象的でしたけど、何といっても演奏した時の“生”感がスゴイですね。まず目に止まる大きなバス・ドラムを踏んでみましたが、まさに“生”!胴があることで、踏み込んだ時の押し戻される感じもあるし、ヘッドのチューニングに準じた踏み心地の変化は、これまで以上に自分好みの楽器に仕立てていける感じがしました。ライドも揺れ方というか、暴れる感じが良かったです。音はもちろん、薄くなった効果もあるのか、金属を叩いている感じがしました。

そして、何といっても一押しはスネア。14インチというサイズ、スチール素材のシェル、そして新しいメッシュ・ヘッドすべてのおかげだと思いますが、“生”のドラムを叩いている感覚がありました。その打感に加えて、音もすごいんですよ! ここぞという時にリムをかけて叩いた時の鳴りも表現できる。それでいて、簡単には良い音が出ないんですよ。叩く人の力量や個性がそのまま音として出てくる感じです。このスネアは真剣に向き合わないとダメですね。そのあたりはアコースティックそのものです。スネアの表現力、バス・ドラムの安定感も抜群なので、次はハイハットに期待しちゃいますね(笑)。

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