【インタビュー】藤田 勇 MO’SOME TONEBENDER

アルバムのテーマは”ライブ”。とにかく「ライブでやれる極を」と考えて作りました。

藤田勇 MO’SOME TONEBENDER
事務所を移籍し、新たな環境で約1年4ヶ月ぶりとなるアルバム『Baseball Bat Tenderness』を完成させたMO’SOME TONEBENDER。この作品に収められた、ソリッドかつエッジの効いた最新モーサム・サウンドの秘密を、ギタリストでありドラマーである藤田勇に紐解いてもらいながら、ギター・シンセGR-55の活用アイデアを探ってもらった。
今回はロックしようと思って。「FEEVEER」もフロアっぽいノリだけど、僕の中では”いなたいロック”
─ 新譜は、緻密に作り込まれたソリッドさがあると同時に、ライブで間違いなく盛り上がる勢いを感じました。こういった楽曲の方向性やサウンドは、最初からイメージしての制作だったのですか?

藤田:今までは、「こういうアルバムが作りたい」っていう、イメージだったり、コンセプトだったりが毎回あったんですけど、今回は、そういったことは考えずに、もうテーマは”ライブ”ですね。アルバムでコンセプチュアルな曲を作っても、そういうのって、結局はライブで演奏しなくなっちゃうんです。それって、無駄じゃないかなって思うようになって。それで今回は、とにかく「ライブでやれる曲を」と考えて作りました。

─ ギター・サウンドに関しても、シンプルながらも分厚くて、ダビングで作り上げる重量さとはまた違うエネルギーを感じました。

藤田:ああ、そうですね。ダビングでたくさんのギターを重ねるとか、実験的なレコーディングは、今回はほとんどやっていません。ベーシック録りも、まあ、すべてが一発録りではないんですけど、あくまでも、ライブでできることをやったというレコーディングでした。

─ 曲作りは、どのくらいの期間をかけて行ったのですか?

藤田:「FEEVEER」や「ジェネレーションZ」などは、ライブで感触を見ながら作っていったので、そういった時間をかけた曲もありますけど、でも全体的には、半月で作ったくらいの勢いがあったと思います。

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▲MO’SOME TONEBENDERのメンバー。左から、武井靖典(Bs,Backing Vo,Tp)、藤田勇(Gt,Backing Vo,Prog)、百々和宏(Vo,Gt)

─ 全12曲中、藤田さんが5曲を手がけていますが、藤田さんはどのように曲作りを行ったのですか?

藤田:まずパソコンでデモを作ります。デモができてから、百々(和宏/Vo,Gt)が歌いやすいキーに合わせて調整し直したりするので、僕の場合は、1曲ごとにちょっと時間がかかるんです。でも百々は、スタジオにやって来て、「(フレーズを鳴らして)こんな感じだから、あとはベースとドラム、よろしく」みたいな感じでしたね(笑)。

─ 百々さんも、ソロ作品ではパソコンで制作を行っているようですが、今回はデモを作ってきたりといったことは、なかったのですか?

藤田:このアルバムに関しては、そういった様子は、まったくなかったですね(笑)。

─ 対して、藤田さんは、カッチリとデモを作る、と。

藤田:僕が作る曲は、きちんとデモを作らないと、伝わらないんです。そうでないと、みんなに「何がしたいのかよく分からない」って思われちゃうから(笑)。だから、作るしかないんですね。音として、2人に「こういう曲です」っていうことを、ちゃんと伝えるしかないんです。

─ 藤田さんが手がけた「FEEVEER」は、ギター・バンドの強靭さと、クラブ感のあるビートがミックスされたカッコよさが印象的でした。この曲は、どういうイメージで作ったのですか?

藤田:僕は昔から、クラブ・サウンドにも興味があって、4つ打ちって、最強だと思っているんですよ。”ドンチードンチー”って、すごいビートだなって。このグルーヴには勝ち目がないって思ってたんですけど、でも僕らはロック・バンドだから、今回はロックしようと思って。「FEEVEER」も、フロアっぽいノリなんですけど、でも僕の中では、「いなたいロック」なんです。「バーニング」に関しても、シンセの音がいっぱい入ってたり、ラップをやったりしていますけど、「でもロックでしょ?」って感じで。

─ 「バーニング」は、8bitサウンドで始まって、シーケンスも強めに入っていますよね。

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▲藤田勇(Gt,Backing Vo,Prog)

─ では、プレイ面について聞かせてください。藤田さんは、そもそもはドラマーですが、2010年頃から、モーサムのライブではサポート・ドラマーを入れて、ステージではギターを担当していますよね。今回のレコーディングでは、ドラムはどなたがプレイしているのですか?

藤田:僕が叩いてます。あの……V-Drumsの一番安いモデルを買ったんですよ。ペダルにビーターが付いてないヤツ。

─ V-Drums Lite HD-3ですか?

藤田:そうそう。曲作りとかで、結構これは役に立ってますよ。でも、買った直後に新しいヤツ……折りたためるモデル(V-Drums Portable TD-4KP-S)が発売されて、そっちの方がよかったかなって思って(笑)。

─ (笑)。HD-3は、ドラムのフレーズを考える際に使っているのですか?

藤田:そうです。最初にも言ったように、新しいアルバムは、ライブ感であったり、バンドっぽさ、つまり”ロック”をイメージしていましたから、生っぽさを求める時は、やっぱりデモであっても、自分で叩いて、それを録った方がいいんです。結局、レコーディングでも自分が叩くわけですからね、一番手っ取り早いんですよ。もちろん、打ち込みっぽい曲を作りたい時は、パソコンでリズムを組んだりしますけど。

─ では、HD-3の演奏をそのまま録音して、デモを作るわけですね。

藤田:そうです。今はパソコンとつなげて、MIDIで録音したり、あとはいろんな音色を試したりしています。曲作りだけじゃなくて、自宅でプリプロをする時にも役立ってますよ。モーサムでは、まだやったことはないですけど、他のバンドのプリプロを自宅でやったりしていて。家でそれができるのって、便利ですよね。

僕のギター・サウンドはすべてプラグイン・エフェクト。プラグインの方が合理的だし、音楽的な幅も絶対に広いと思っている
─ 新譜は、全曲が生ドラムなのですか?

藤田:いえ、「バーニング」だけ、打ち込みです。ただ、生でも録っていて、両方を比べた結果、打ち込みを採用したというだけです。打ち込みといっても、そもそもが、そんなに打ち込みっぽくないドラムですから、全体の質感だとか、そういった部分で。

─ 曲を作るうえで、ドラムだけでなく、ギターを弾くようになってから、何か変化したような部分はありますか?

藤田:いや、曲の作り方自体は昔から変わってないので、単純に、ステージで自分が立つ場所が変わっただけくらいのイメージです。……ただ、ギターを始めて、ドラマーに自分がやりたいことを伝えるのって、結構、面倒くさいんだなってことが分かりました(笑)。自分で叩くなら、そういったことを考える必要はないじゃないですか。でも今は、サポート・ドラマーを入れてライブをやっているので、やっぱりドラマーによって、ノリって違うんだなということに、改めて気付きました。

─ パフォーマンス面で、ドラムとギターで意識するポイントの違いはありますか?

藤田:最初のうちは、違いを感じましたけど、もう慣れました。

─ その一番違うと感じた点は?

藤田:……お客さんが近いなぁって(笑)。

─ (笑)。以前、このWebマガジンで、POLYSICSのドラマー・ヤノさんを取材した時に、ちょうど彼がライブで数曲、ギターを弾いていて……。

藤田:あ、その記事を読みましたよ。前にも、僕がギターを弾いているところをヤノくんが見て、「目が覚めました!」って言われたんです(笑)。

─ ヤノさんはその取材時に、2つの楽器の違いや共通点を話してくれたんですが、藤田さんが、それぞれのパートの演奏面で気を付けているポイントがあれば、教えてください。

藤田:気を付ける点と言えば、ドラムは全身運動だけど、ギターは主に手先で弾くから、ライブであまりに動き過ぎると演奏がメチャクチャになる、っていうことくらいかな。

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─ でも、ライブでの藤田さんのパフォーマンスは、すごく激しいですよね。

藤田:まあそこは、暴れるところは暴れて、ちゃんと弾かなきゃいけないフレーズは、しっかりと演奏するようにして(笑)。あとギターの場合は、自分でテンションを高く持っていく、持っていけるようにということは考えています。その点、ドラムは逆なんです。ドラムは、どこかで冷静になっていないとダメだから。責任が重いんですよ、ドラムって。でもギターは、僕がいなくても、他のメンバーだけでも演奏できるから(笑)。

─ (笑)。レコーディングに関しては、新譜ではどのくらいギターを弾いているのですか?

藤田:自分が作った曲に関しては、だいたい僕も弾いています。

─ とすると、「ジェネレーションZ」のギター・ソロも藤田さんですか?

藤田:僕です。ワウで、歪みをフィルタリングして。

─ いわゆる王道のディストーション・ギターと言うよりも、かなりエフェクティブなサウンドですよね。歪みのニュアンスも、オーソドックスなロック・ギターとは違うエッジ感があって。そういうサウンドは、藤田さんの好みなのですか? それとも、百々さんのギターとの対比で、あえてそこを狙っている面もあるのですか?

藤田:2人とも、考え方が両極端ですからね。百々は、完全にアナログ好きで、それに対して、僕のギター・サウンドは、すべてプラグイン・エフェクト(以下、プラグイン)で作ってたりしますから。

─ プラグインでだけで音作りをしているとは知りませんでした。それは、どのような理由から?

藤田:そもそもの考え方として、プラグインの方が合理的だし、音楽的な幅も絶対に広いでしょ? って、僕は思っているので。

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─ では、藤田さんのギターはライン録音なのですか?

藤田:いや、ラインでも録るし、アンプも鳴らしてマイクで録ったりもしています。だから、普通のギタリストがコンパクト・エフェクターを使う代わりに、僕はプラグインを使っているということです。僕のコンパクトは、チューナーだけです(笑)。

─ ライブでは、どのようにギター・サウンドを作っているのですか?

藤田:レコーディングと同じですよ。プラグインです。ステージで、僕の所にパソコンを置いてるんですけど、あれがエフェクターなんです。だからパソコンがトラブルと、何もできなくなる(笑)。でも、プラグインだといつでも同じ音が出せますからね。アンプの調子が悪いだとか、エフェクターが壊れたりなんてこともないですから。プラグインだからこその音作りやプレイは、これからもっと追究したいと思ってます。ただ、実際のライブでの出音となると、アナログ機材は、音のヌケがものすごくいいですから、苦労もしますけど。

─ パソコン内に立ち上げたプラグインにギターを通すということは、アウトプットは、ラインでダイレクトにPAに送っているのですか?

藤田:いや、ライブではアンプを鳴らします。ギターとベースがアンプでドーンと鳴っているのに、自分の音だけがモニター返しだと、寂しすぎますからね(笑)。そこは、自分のためにも、アンプを鳴らすようにしています。

僕らがGR-55をライブで使うなら、「ギターで弾く」というパフォーマンス性を考えると、シンセ・リード的な強い音、目立つ音色がいいと思う
─ モーサムのメンバーの中でも、こういったデジタル・ツールに関して、藤田さんはとても積極的ですね。

藤田:僕は元々、ギタリストという意識がないですから。ドラマーという意識もないし。ただ、「ミュージシャンだ」とは、思っています。だから、楽器は何でもよくて、その時に必要なものをやればいいと思っているんです。ローランドのWebサイトもよく見ていますし、昔のV-Guitar System(VG-88)も持ってますよ。

─ そうなんですか! V-Guitar Systemは、どのような使い方をしていたのですか?

藤田:僕が気に入っていたのが、ベースの音や、モデリング(COSMギター)のセミ・アコースティック・ギター系の音。V-Guitar Systemは、以前にモーサムのライブでも使ったことがあって。

─ いつもライブで使っているギターにディバイデッド・ピックアップが内蔵されているのは、そういう理由からだったんですね。

藤田:最近はあまり使っていなかったんで、ディバイデッド・ピックアップが壊れてないか心配だったんですけど、ちゃんと使えてよかったです(笑)。当時は、V-Guitar Systemを使って、ライブでオルガンの音色を鳴らしたりしてました。その頃は、まだそれ以上の面白い使い方を思い付かなくて。

─ 今回試奏していただいたGuitar Synthesizer GR-55は、V-Guitar SystemのようなCOSMギター・モデリング音源と、高クオリティなPCMシンセ音源のハイブリッド方式で、それぞれを2基ずつ、計4基の音源を重ねた音作りができるようになっています。

藤田:試奏してみましたけど、これは面白いですよね。ピアノの音とか、ものすごく”ピアノっぽい”ですし。これを使って、「ロッキンルーラ」のピアノ・パートをギターで弾けばいいんですね(笑)。

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─ そういうことです(笑)。V-Guitar Systemは、あくまでも”ギター”という楽器を発展させて、さまざまなサウンドを生み出していくという考え方ですが、GR-55は”ギター・シンセ”ですから、明らかにギターじゃないサウンドを、ギターで演奏できるという面白さがあります。

藤田:その、ギターじゃない音のクオリティが、圧倒的に上がっていますね。操作も分かりやすいですし、ディスプレイも見やすいと思います。見た目に関しては、僕はVG-88のメカっぽい感じも好きです。今、ラインナップされている最新のVG-99には、リボン・コントローラーとかDビームもありましたよね。うん、でもギター・シンセも、なかなか面白いです。

─ GR-55がモーサムのライブで活躍する日は来そうですか?(笑)

藤田:うんうん、見えてきた!(笑) こういう機材があると、本当に夢が広がりますよね。ノーマル・ピックアップで普通にギターを弾きながら、6弦だけCOSMギター・モデリング音源でベースを鳴らすっていう方法は、すごく使えると思いました(注:どの弦でCOSMギター・モデリング音源を鳴らすのか設定が可能)。ギターをコード弾きしながら、6弦でベース・パートをユニゾンで演奏できるわけですから、これでベースの座も奪えそうです(笑)。

─ ギターの次は、ベースまで弾いてしまうんですか?(笑)

藤田:あはは。でも、ギターでベース・パートをカバーできたら、その分、ベーシストは他のことができますからね。ステージの前に行って、踊ったりとか(笑)。

─ (笑)。GR-55で、いわゆる”シンセならではのサウンド”を鳴らす場合、藤田さんなら、どういった音色をプレイしてみたいですか?

藤田:使い方次第だとは思うんですけど、もし僕らがライブで使うとなると、シンセ・リード的な強い音、目立つ音色がいいんじゃないかな。ライブでは、シーケンサーでもシンセ・サウンドを鳴らしていますから、「ギターで弾く」というパフォーマンス性を考えると、パッド系とかよりもリード系の方が面白いと思います。やってみないと分からないですけど、たとえばダフト・パンク的なこととかも、できそうな気がしますね。あと曲作りでも、ギターを手にしたまま、いろんな楽器の音が出せれば、便利そうですよね。

─ ちなみに藤田さんは、昔から、こういったデジタル楽器には興味をお持ちだったんですか?

藤田:僕自身が、そんなに”ギタリスト”っていう感じではないので、普通のギタリストとは感覚が違うかもしれませんが、昔から、楽器屋さんでギター・シンセとかを見かけると、「カッコいいなぁ」って思ってましたよ。サウンドがどうなのかは全然分からないけど、「何だ、これ?」って思うじゃないですか。すると、説明に「ギターでシンセの音が鳴らせる」って書かれていて、「へぇ!」っていう驚きですよね。実際に、モーサムでドラム以外のことをやろうと考えた時に、いろいろと楽器のことを調べたんですよ。その時に、V-Guitar Systemを見つけて、これでシンセみたいな音も出せるんだって思って。シンセは、鍵盤が弾けないからなぁって思ってたんですけど、「ギターでシンセっぽい音が鳴らせるなら、これでいいじゃん!」っていう発想だったんです。

─ その時に、コンパクト・エフェクターを組み合わせてエフェクティブなサウンドを作るという方向性には、いかなかったんですか?

藤田:コンパクト・エフェクターは、嫌いじゃないんですけど、百々がよく故障とかでトラブっているのを見ていますからね。トラブルがない方がいいなって思って(笑)。

─ 百々さんは、特にアナログのレアなモデルをたくさん使っていますからね。そういった中で、藤田さんがギターを担当したり、プラグインを利用した音作りをしたりと、新しい発想や手法を積極的に取り入れたことで、モーサムの世界観を広げられたという実感はありますか?

藤田:それはありますよ。音楽性は、とても広がったとは思っています。広がって、その結果、「でも、やっぱりロックだよな」って戻ってきたのが、今回のアルバムなんです。モーサムがやるべき音楽って、結局はこういうものなのかなと、今は感じています。

─ なるほど。とてもよく分かります。そのサウンドが体感できるツアーが、年明け1月から始まりますね。非常に楽しみにしています。最後に、ツアーに向けての抱負を聞かせてください。

藤田:僕らが表現したいのは、「エネルギー」なんです。僕がバンドを見ていて、一番カッコいいなと思うのは、得体の知れないエネルギーを感じる瞬間。だから僕も、ツアーでそこを表現したいと思っています。

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製品紹介
[Guitar Synthesizer GR-55]
シンセ・サウンドとギター・モデリングを融合させた革新的ギター・シンセ

[V-Drums Lite HD-3]
リビングにぴったりのコンパクト&スタイリッシュなホームユースV-Drums Lite
INFORMATION
『Baseball Bat Tenderness』
COCP-38274 ¥2,940
2013/12/4発売
PROFILE
MO'SOME TONEBENDER
1997年、福岡県にて結成し、2001年にアルバム『HELLO』でメジャー・デビュー。ロックンロール、ガレージ・パンク、サイケデリックからダンス・ミュージックまで、さまざまなジャンルを飲み込み、実験的な試みを繰り返す。2010年より藤田がドラムからギター担当となり、サポート・ドラマーを加えた編成でライブを行う。その後、藤田はART-SCHOOLのサポート・ドラマーとして活動。百々はソロ作品を発表する一方で、yukihiro(L'Arc~en~Ciel)、345(凛として時雨)らと新バンド"geek sleep sheep"を結成。それぞれが精力的に活動を続ける中、12/4にMO'SOME TONEBENDERの新作『Baseball Bat Tenderness』がリリースされる。

オフィシャル・サイト:
http://www.mosome.com/
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