第一線で活躍するプロ・ドラマーが語る、V-Drumsのフラッグシップ・モデル TD-50KV with KD-A22の魅力。THE ALFEEやDIMENTION、広瀬香美など、数多くのアーティストのツアーやレコーディングで活躍中の吉田太郎さんにうかがいました。
V-Drumsのクロームの見た目は個性的でやはりかっこよいですね。それで、このキックの大きさ! 音が良く消音性も高いV-Drumsの特長を兼ね備えながら、キックが大きくなり演奏感がさらに自然になったのは、V-Drumsをライブで使っている僕にはとてもうれしいことです。このキックは踏み込んだときの感触が自然になったので、まるで生ドラムのように叩けます。
ライドもサイズが大きくなって、ボウからカップにかけてスムーズに音色が変わりますし、やさしく繊細な表現もできるようになっています。このキックとライド、そしてスネアの演奏感が良くなったことで、アコースティックっぽいグルーブを演奏したくなりますね。
僕はV-Drumsの消音性に着目してライブで使い始めたのですが、このキックもかなり静かですね。以前、クラシック・オーケストラとロック・バンドで共演したときに、生ドラムの生音を鳴らしてしまうと音量バランスが取れないと思いV-Drumsを使いました。V-Drumsは生音が無いので普段と同じようにフル・ショットで叩いても、スピーカーからのドラムの音量を下げることができます。
V-Drumsを使うことで“音量を控えて叩かなくてはならない”というストレスから解放されたんです。僕の中で、これは夢のような話なんです。