【ARTIST】meet the V-Drums #01 VAD706 × 山木秀夫

大きく進化を遂げたV-Drumsのフラッグシップ・モデル「TD-50X」シリーズを、日本屈指のプロ・ドラマー達が最高のパフォーマンスでプレイし、その魅力を語る。それが“meet the V-Drums”。記念すべき第1回目は、ジャンルを超えて多数のアーティストのサポートを務める山木秀夫氏に登場いただき、「VAD706」の実力に迫る。

 

#01

山木 秀夫

HIDEO YAMAKI

大きく進化を遂げたV-Drumsのフラッグシップ・モデル「TD-50X」シリーズを、日本屈指のプロ・ドラマー達が最高のパフォーマンスでプレイし、その魅力を語る。それが“meet the V-Drums”。
 
記念すべき第1回目に登場するのは、ジャンルを超えて多数のアーティストのサポートを務める山木秀夫氏。
 
かつては先代のフラッグシップであるTD-30を愛用していた山木氏だが、そんな彼がTD-50Xの表現力には驚き、惚れ込んだという。8年前のTD-30のパフォーマンス動画と同じ楽曲を演奏してもらったので、その違いや進化を堪能してみてほしい。

INTERVIEW

新しい音源TD-50Xに触れてみての第一印象を教えて下さい

全体的に音色が増えたと思います。選ぶ楽しみも増えたし、音質もすごく良くなったと思います。その音質にインスパイアされてプレイもどんどん変わっていく楽しみというか、それはすごく面白いですよね。
 
ハイハットですが、ピアニシモ~フォルテという流れの表現があって、すごく微妙にスムーズに表現できるようになったと思います。もうほとんどアコースティックみたい。ハーフのオープンもかなりニュアンスがすごくいいし、タイトなクローズもとてもタイトなニュアンスがよく出ていて、いいと思います。
 
ライドに関してなんですが、ジャズ的アプローチに応えてくれる。すごくこう繊細なタッチも良く拾ってくれてフォルテのニュアンスもいいし、シンバルの端の方を叩いた時にすごくこのアコースティックと同じようなサウンドを出せると思います。すごくいいと思います。
 
スネアなんですけども、オープン・リムもアコースティック同様にすごくよいし、やっぱりピアノフォルテの表現力がすごく自分のテクニックに見合う感じになっているかな。とてもいいと思います。ピアニッシモ、フォルテシモのカーブがとても綺麗に出せていると思います。

8年前に同じ楽曲をTD-30で演奏していただきました。今回、TD-50Xで演奏してみて、いかがでしたか?

まず、アコースティック・ドラムのようなドラム感がとてもよく出ていると思います。前回はパッドも薄く、ちょっと叩いた時にアコースティックとはかなり違う感じだったのですが、今回はほとんどアコースティックを叩いているような感じで叩けました。音色もアコースティックと同じような感じですよね。ほとんどわからないと思う、これは。録音をすると。いいって感じたのは、バスドラを叩いた時に、ほとんどアコースティックと同じような感じでグッと入る感じがとても良いと思います。

配信で使われたとの事でしたが、感想を教えて下さい

はい。実は配信で使ったんですね。先ほど述べたように、ニュアンスも音色も、もうほとんどアコースティックと同じような感じで私は演奏ができたと思います。それでバンドメンバーからももうプレイバックを聞いていると、「何これ生?」っていうぐらい、みんなすごく驚いていました。すごく評価が高かったです。

最後に一言お願いします

今回演奏してみて、非常に音色、タッチ、ニュアンスは全てとても自分の思うように出せたと思います。すごく楽しかったです。ぜひ体感して下さい。



PRODUCTS

VAD706

ローランドのV-Drums技術と、アコースティック・ドラムの手作りのディテールを組み合わせた、かつてない電子ドラムの最高峰

TD-50X Upgrade

TD-50ユーザー必見、お手持ちのTD-50を最新音源モジュールTD-50Xの表現力にアップグレード

ARTIST PROFILE

山木秀夫(やまき ひでお)

1952年12月22日生まれ
1970年代から現在までジャンルを超えて音楽シーンの最前線を歩み続けている。
【Recording/Live work】嵐、五木ひろし、井上陽水、今井美樹、岩崎宏美、吉川晃司、チャラ、電気グルーヴ、徳永英明、中島みゆき、福山雅治、藤井フミヤ、美空ひばり、ももいろクローバーZ、森進一、山崎まさよし、渡辺美里、AKB48、ATSUSHI、Bank Band、B’z、JUJU、miwa……他、多くの作品・ライブに参加。ロック~ジャズ、その他、ジャンルの枠を越えて活動中。

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