Roland JUNOシリーズの使命は1980年代から一貫して
「シンセサイザーの楽しさ/面白さを気軽に体感してもらう」というもの。
JUNOという名前は、どの分野でも大きな使命をもっているのですね。
木星探査機に負けないよう、RolandのJUNOも頑張っていきます!
歴史的出来事といえる木星探査機ジュノーの木星到達。それを記念して、Roland JUNOシリーズについてまとめてみました。
木星探査機JUNO、木星到達記念!
RolandのJUNOまとめ
2016年7月5日、NASAの木星探査機ジュノーがついに木星に到達。太陽系最初の惑星と言われる木星を1年8ヶ月かけて37周し、大気や重力などを調査するようです。太陽系誕生の秘密を解明するという大きな使命を帯びているのですね。JUNOといえば、Rolandを代表するシンセサイザーでもありますので、木星探査機の到達をお祝いする意味でまとめてみました。
1980年代は、98万円のJUPITER-8など、ポリフォニック・シンセがまだまだ高額だった時代。そんな中発売したJUNO-106は20万円を切る価格ということもあり「あ、これなら買えるかも!」と思った方も多いと聞いています。
当時のシンセサイザーの楽しさは、何と言っても「音作り」。JUNOは非常にわかりやすいパネルで誰でも簡単にサウンド・メイクが楽しめるよう設計されていました。それでいて6ポリフォニックでの演奏を実現したことで大ヒットを記録。
そんなJUNO-106をコンパクト・サイズで復刻したJU-06は、当時を懐かしむ方からも大変好評をいただいています。AIRAシリーズでそのポテンシャルを知らしめたACBテクノロジーにより、オリジナル・モデルを部品レベルで解析/再現。自由度の高い音作りや新解釈によるパラメータのアップデートによって、新しい音楽を生み出していくパワーも備えているのがポイントです。
そして現代のJUNOといえば「軽い」「簡単」「音が良い」の三拍子を兼ね備えたモバイル・キーボードの代名詞。高校生や大学生のライブでも見かける機会が非常に多いキーボードでもあります。
今のシンセサイザーの楽しさは「音作り」から派生し「あらかじめ用意された音を選んで演奏する」ことを重視。現行機種のJUNO-DSではさらに「選べる楽しさ」を提供すべく、ブラックとホワイト、さらにピアノ出身者のために88鍵モデルを用意するなど幅広いバリエーションを取り揃えています。
ちなみに、木星探査機JUNOに対する木星=JUPITERは、いつの時代もRolandを代表するシンセサイザー。JU-06と同様に最新技術でコンパクトに生まれ変わったJP-08や、SuperNATURALサウンドによる圧倒的な表現力を誇るJUPITER-80など、その存在は今なお健在です。
Roland JUNOシリーズの使命は1980年代から一貫して
「シンセサイザーの楽しさ/面白さを気軽に体感してもらう」というもの。
JUNOという名前は、どの分野でも大きな使命をもっているのですね。
木星探査機に負けないよう、RolandのJUNOも頑張っていきます!