“演奏できるミキサー” MX-1が、さらに便利に、使いやすくなりました。
Line up:AIRA LINKって何? / 何がすごい? / 対応製品
AIRA LINKとは、TR-8、TB-3、SYSTEM-1といったAIRAシリーズと、MX-1とのAudio/MIDI情報送受信を、USBケーブル一本で接続できるという画期的な機能です。MX-1は4つのAIRA LINKポートを装備していますので、合計4台の機器をUSBケーブルだけで接続できるというわけです。
通常、電子楽器とミキサーを接続する際は「L/R」と2本のケーブルが必要になります(ステレオの場合)。AIRAシリーズのようにMIDIクロックによる同期演奏を楽しむする場合は、さらにMIDIケーブルが1本必要になります。つまり、1機種につき最大で3本のケーブルを挿すことになります。(2機種で6本、4機種になると12本・・・結線だけでも大変です)
例えば、フルセットで自宅セッティングからライブで持ち出す際に、12本のケーブルを抜いて荷物にまとめて、現場で結線して、家に帰ったらまた…この作業、慣れているといえど、なかなか大変ですよね。
特にスピード勝負となる出演者多数のライブ・セッティングで、その力が発揮されるのではないでしょうか?
そして今回のMX-1バージョンアップに伴い、AIRA LINK対応機種がグッと増えました。
※AIRA LINK接続の場合、MASTER VOLUMEが動作しない機種があります。
FA-06やJD-Xiをお持ちの方も、MX-1のAIRA LINKを活用できるようになりました。AIRAシリーズを含めると、その数・・・なんと16機種!ちなみにTB-3とVT-3は、[USB HOST 3 端子]に接続すると BUS 電源で動作可能なので、電源アダプターすら必要なくなるという仕様になっています。
MX-1にTR-8とJD-Xiを接続して演奏しています。AILA LINKアップデート前だと、USBケーブル1本、標準ケーブル×4本/MIDIケーブル1本が必要でしたが、上記のビデオのようにかなりスッキリして、MIDIのやりとりも非常に便利になります。ちなみにMX-1のUSBポートには「AIRA ONLY」と書かれていますが、今回のアップデートによりそんなことはなくなってしまいました(笑)。他製品について、今後のAIRA LINK対応はまだ未定ではありますが、上記の対応製品をお持ちの方は、MX-1をアップデートして、この便利な機能を活用してください。アップデーターは製品ページからダウンロード可能です。