ローランド熱狂ファンツアーレポート!
Vol.02
9月2日、晴天の浜松市で、全国各地からローランドの“熱狂ファン”をご招待し、《熱狂ファン浜松ミュージアム招待ツアー》を開催いたしました!!
ローランド熱狂ファンツアーレポート!
Vol.02
約1時間をかけてミュージアムを見学した後は、場所をホールに移して、開発スタッフによる「RD-2000」、「SPD::ONE」、「Boutiqueシリーズ」のデモンストレーション。ユーモアを交えながら、各モデルの開発エピソードや、その特長的なサウンドに、熱狂ファンのみなさんは熱心に耳を傾けていました。
沼田“283“翼さん:「開発秘話はとても興味深かったです。音や操作性の追求だけでなく、たとえばケースのちょっとした隙間にでも入るサイズ感だとか、そこまで気を配って、エンドユーザー目線で製品が開発されているんだということに感動しました」
そして最後に「エアロフォンAE-10」を手にステージに登場したのは、自ら「管楽器ド素人」と語る弊社社長。この楽器は、社内での“アイデアの種”と呼ばれる掲示板から生まれた企画であることや、製品化に至るまでの過程を紹介しながら、「実はエアロフォンって、ハードルが低いんです。(私の年齢で)今からピアノを始めるのは大変ですし、ドラムもリズム感が必要。でもエアロフォンは、リコーダーの指使いで演奏できて、メロディだけを演奏できればいい。しかも、トランスポーズ機能を使えば、すべてハ長調で演奏できるので、今から何か楽器を始めたいという方に、とてもオススメです」(三木)とデモ演奏を行いました。
BANANAsuさん:「エアロフォンに関しては、社長さんが自ら演奏をされただけでなく、自分で作ったという試作模型まで見せてもらえて、開発にここまで力を入れていた楽器なんだということが伝わってきました。しかも、次につながる改善点だとかの意見交換も出来て、とにかく楽しかったです」
こうしたデモンストレーションが終わると、再び会場をエントランスに移し、製品開発者を交えての座談会がスタート。ただし、まったく格式ばったものではなく、いつの間にか楽器カテゴリー別にコミュニティが形成され、熱狂ファンのみなさんから、ざっくばらんに「こういう機能が欲しい」といった率直な意見から、日頃ライブで行っている音作りの方法や、電子楽器に求めること、そしてデコレーションの仕方までも含めた自分流の楽器活用法など、リアルな話を聞かせていただき、開発スタッフも熱心にうなずいていました。
Maya@synergy driveさん:「開発部署の方とディスカッションができて、自分の意見や、僕らユーザーがローランドに求めていることを直接伝えられたし、逆に開発者のメッセージもすごく伝わってきたので、その相乗効果で、今後、より魅力的な楽器が生まれてくるのが楽しみです」
湯川和幸さん:「楽器を作っている方が、どういう風に音を感じ、どういう理念で製品を作っているのかを知れて、よりローランドの楽器に親近感が湧きました。もちろん、売れる物を作らないといけないんでしょうけど、それ以上に“いい楽器を作りたい”という職人魂的な部分にも触れられて、しかもそれがチラシとかではなく、実際に本人から話が聞けたことが、何よりも貴重な体験でした。“この人が作っているから、この楽器はいい”と思えるような、そんな感覚になりました」
こうして約90分間、その熱量は時間を追うごとにどんどん上昇していき、17時を前にツアー全行程が終了。本日最後のイベントは、JR浜松駅に向かうバスの中での《ローランド・ウルトラクイズ》の結果発表となりました!