アコースティック・ドラムとのツイン・ドラムとしてV-Drums TD-30KV-Sを使用。アコースティック・ドラム音色やエレクトロニック・ドラム音色、パーカッション音色を主に鳴らしている。
TD-30KV-Sのまわりにはアコースティック・パーカッションが配置されており、ボンゴ、タンバリン、シェイカーなどの演奏をしながら、TD-30KV-Sのパッドやキックの音を足して演奏することもある。
岸谷香のライブでは打楽器プレイヤーが二人いるので、一人はアコースティック・ドラム、私はそれとはことなるアコースティック・ドラム音色やエレクトロニック・ドラム音色を演奏するためにV-Drumsを使用しました。特にV-Drums側でTR-808の音色を使いサブ・シーケンス的な演奏をしたときはうまくはまりましたよ。V-Drumsの他の使い方としては、アコースティックのボンゴを手で叩いたりタンバリンを振りながら、足でV-Drumsのクラベスやキック音をならしたのですが、アコースティック・パーカッションのリズムにV-Drumsの音を混ぜると、一人でも自然とゴキゲンなアンサンブルになることを発見しました。
V-Drumsはドラム音色を瞬時に全く違う音色に切り替えることができるので、プリプロやレコーディングの時に楽曲によって様々な音色を試せたり、音色エディットが簡単にできます。これは本当に素晴らしいことだと思います。
また、イヤモニ(イヤフォン・モニター)を使うようになってから最適なミキシングでライブができるので完璧なバランスでV-Drumsが演奏出来るようになりました。みなさんがライブでV-Drumsを演奏するときにはぜひイヤモニをつかうことをお勧めします。私は電子楽器ばかりを演奏するプレイヤーではありませんが、V-Drumsの良さを身を持って体感しているので、積極的に活用しています。