早速ですが、普段歌を歌うときにエフェクトってどうされていますか?
レコーディングではドライで録って後は基本的はエンジニアさんの方でリバーブとかの空間系をつけていただくことがほとんどですね。一方でライブでも外音はPAさんに任せてしまうことがほとんどなのですが、この曲は深めとか、ディレイをここで使いたいとかを個別にお願いしています。でも現場によっては、細かいところまでお願いできなかったりすることも多くて、曲の途中でエフェクトを変えたいなぁとか、ここがもうちょっとこうだったりなぁとか思うことはよくあります。そういう意味では今回はとっても楽しみです。
では早速中身を機能ごとにご紹介していきましょう。
よろしくお願いします
最初にご紹介するのはPITCH & FORMANTです。分かりやすいPITCHからみてみましょう。その名のとおり音程を変更するパラメータですが、ここでは分かりやすいようにBalanceを100%にして地声を消して試してみましょう。声を出しながらPITCHのスライダーをいじってみていただけますか?
これ歌いながら変更できるんですが、すごいですね!効果は思ったとおりなんですが、変更の幅が大きいので、予想外の声になりますね!
続いてもう一つのFORMANTです。FORMANTというとちょっと聞き馴染みがないと思いますが、声帯を開けたり締めたりするイメージでしょうか。
これすごい!さっきのPITCHは音程だけでしたがこれは性別が変わっちゃう?感じにもなりますね!
この2つのパラメータを両方動かすと、、。
注)極端にパラメータを上げる
あはは。これは犯罪者ですね。ニュースとかでよくある。
これはちょっと極端な例でしたが、ちょっとだけ上げる、とかちょっとだけ下げる感じで機械的にならないポイントを探っていくと、
これは、自分の声なんだけど自分の声じゃないような、キャラクターが変わってますね!楽しい!ちょっと作りこんでいいですか?
TaKey(FUN RUMOR STORY)日本のガールズ・バンド。略称は“ふぁんるー”。※
メンバーはTaKey(vo)、Ruchia(g)、Mami(b)、Lin(ds)、Sherry(key)の5名。2016年夏にファッション誌『KERA』協力による第2弾ガールズバンドオーディションの最終選考5名によって結成し、同年5月にシングル「水色デイズ」でデビュー。東京を中心にライヴやイベントなどを精力的に展開。
※惜しまれつつも2020年9月に解散