【SUPPORT】あなたにピッタリの電子ピアノ「FP シリーズ」はどれ!?

コンパクトでありながら本格的なピアノ演奏を実現する電子ピアノ“FPシリーズ”について、お客様相談センターに寄せられる「よくあるご質問」をもとに、製品の特長や魅力をご紹介いたします。

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こんにちは。ローランドお客様相談センターの WEB担当がお送りするローランド・ブログ「サポートカテゴリー」です。
今回は、コンパクトでありながら本格的なピアノ演奏を実現する電子ピアノ“FPシリーズ”について、お客様相談センターに寄せられる「よくあるご質問」をもとに、製品の特長や魅力をご紹介いたします。ぜひご覧ください!!


春になり、新生活がはじまるこの時期。
「これからピアノをはじめてみようかな? でも、ピアノを置くスペースがあまりない…」そんな悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなあなたにお勧めなのが“コンパクトサイズ”の電子ピアノ「FPシリーズ」です。

FP シリーズは、ローランドの電子ピアノの中で最小と言われる程コンパクトなボディで、あまりスペースがないお部屋にもスッキリと収まるサイズ感なんです。専用スタンドもご用意しておりますが、折りたたみ型のスタンドに設置したり、机に置いたり、弾かない時は部屋の隅に片付けたりと、お部屋のスペースや雰囲気に合わせて手軽にお使いいただくことができます。

そんなコンパクト・ボディでありながら、表現力の高いピアノ音源と鍵盤を搭載しており、本格的なピアノの音、鍵盤タッチを体感できるのも FP シリーズの魅力の一つです!!

また、FP シリーズはスピーカーを内蔵しているため、アコースティック・ピアノのように実際に音を出しながら演奏することもでき、ヘッドホンとの併用で昼間でも夜中でもいつでもお好きなタイミングでピアノ練習ができます♪
さらに、Bluetooth MIDI に対応しているため、スマートフォンやタブレット対応の無料アプリ「Piano Partner 2」を使用して、ピアノの内蔵曲を譜面表示させて伴奏データと一緒に演奏したり、音当てゲームにチャレンジしながら聴音や譜読みのトレーニングを行ったりと、日々の練習も楽しめます。
※ FP-10 は、自動伴奏を楽しめる「リズム機能」には対応していません。

用途に応じて幅広くお使いいただける FP シリーズは、発売から大変ご好評をいただいており、お客様相談センターにも日々、多くのお客様からお問い合わせが寄せられます。そこで今回は、お客様相談センターに寄せられる「FP シリーズに関するご質問」をもとに、Q&A 形式で製品の特長をご紹介いたします。

Q:それぞれの機能の違いは何ですか?

FP シリーズには、「FP-10」「FP-30」「FP-60」「FP-90」といった 4 つのモデルがございます。FP-90 以外の機種は、搭載している鍵盤や音源は共通となりますが、スピーカーの数や対応アプリケーションの種類など、細かな部分で違いがございます。以下に、それぞれの機種の特長をご紹介いたします。
詳しい違いにつきましては、Q&A:「FP-10、FP-30、FP-60、FP-90 はそれぞれどこが違いますか。 」にある“機能比較表”をご覧ください。

< FP-10 >

FP-10 は、FP シリーズ最小最軽量モデルとなり、場所を取らず手軽にお使いいただけます。
音源部には、グランドピアノの音を忠実に再現した「スーパーナチュラル・ピアノ音源」を搭載しており、高品質なピアノ・サウンドに加えて、エレクトリック・ピアノ、ストリングス、オルガンなど厳選した 15種類の音色を搭載しています。

Q&A:「スーパーナチュラル・ピアノ音源とは、どのようなものですか?」

鍵盤部では、象牙調の風合いを持ち、グランドピアノ特有のクリック感を再現した「PHA-4 スタンダード鍵盤」を採用しており、滑らかな演奏表現が可能です。

Q&A:「PHA-4 スタンダード鍵盤とはどのような鍵盤ですか。」

< FP-30 >

FP-30 は、FP-10 の基本機能に加え、iOS アプリ「PiaScore(プラスアド社)」などの譜面アプリにてペダル操作で譜めくりが可能な「譜めくり」機能やヘッドホン接続時にスピーカーを消音する「スピーカー・オート・ミュート」機能が追加されています。
※ 譜めくり機能を使用する際は、3本ペダルユニット「KPD-70」(別売)をご用意ください。

楽譜を見ながらピアノ演奏をされる方なら誰もが困る“譜面をめくるタイミング”。譜めくり機能があれば足で譜面をめくることができるため、譜面をめくるタイミングを気にせず練習にうちこめます。

また、USB メモリー端子を搭載しているため、USB メモリー内の MIDI データを再生したり、演奏データ(SMF)を最大 99曲まで録音することも可能です。録音した伴奏を再生しながら右手パートの練習をする、好きな曲の伴奏に合わせてピアノを弾くなどといったことも簡単にできてしまいます。

さらに、ドラム・パターンなど音色数が 35 音色と増えており、「Piano Partner 2」のリズム機能もお楽しみいただけます。

< FP-60 >

FP-60 では、音源や鍵盤などの基本機能は FP-10 や FP-30 と同様となりますが、主に以下のような機能が追加されています。

・ 2 スピーカー(スピーカー・ボックス付き)搭載
・「キータッチ」機能(100段階、固定)にて、鍵盤を弾いたときのタッチ感を変更可能
・ 平均律や純正調、ピアゴラス音律など 10種類から調律法を設定可能
・「Bluetooth オーディオ」機能を使用してスマートフォン等のモバイル機器にある音楽ファイルを FP-60 のスピーカーから再生したり、USB メモリーにオーディオファイルを録音することも可能
・ 音程や音量、音質、大屋根の開き具合、弦やキャビネットの響きなどお好みのピアノ音色をつくる無料アプリ「Piano Designer」やローランドの電子楽器向けミュージックデータを試聴・購入・転送ができる iOS 用アプリ「Roland MusicData Browser」に対応
・ 3本ペダル・ユニット「RPU-3」(別売)に対応し、より本格的なピアノ演奏が可能

スピーカー・ボックスが付いていると、本体から出る音に臨場感が増し、より高音質でピアノに近い音をお楽しみいただけます。また、Piano Designer を使用すると、お好みのピアノ音色に編集することができ、あなただけのオリジナルの音色で演奏することができます。
しかし、FP-60 にはスピーカーボックスが付いているため、本体の奥行きや重量は FP-30 より大きくなります。そのため、常設せずに弾きたい時だけ楽しみたいという方には、FP-30 や FP-10 の方がお手軽ですね☆

< FP-90 >

FP-90 は、FP シリーズの最上位機種となり、FP-60 の基本機能に加えて、音源や鍵盤、スピーカーがより高品質で本格的な演奏をお楽しみ頂ける製品となります。
音源部には、従来のサンプリング音源では表現し得ない生きたピアノ音を創り出す「スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源」を搭載しており、弾くたびに変化する表情豊かなピアノ・サウンドをお楽しみいただけます。
Q&A:「スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源とはどのような音源ですか。」

鍵盤部では、木と樹脂のセンターフレームのハイブリッド構造で、安定したタッチと耐久性を兼ね備えたデジタルピアノに最適なピアノ鍵盤「PHA-50 鍵盤」を採用しております。
Q&A:「PHA-50 鍵盤とはどのような鍵盤ですか。」

また、FP-90 にはボックス付きのスピーカーに加え、ドーム型のツイーターを新たに搭載しており、クリアで粒立ちの良い、豊かなサウンドを楽しめます。コンパクトなサイズだけどやっぱり本格派なピアノをお探しの方には FP-90 がお勧めです。

Q:どんなスタンドやペダルを使用できますか?

それそれの製品で専用のスタンドを用意、ペダルを付属していますが、別売の汎用スタンド、ペダルもご利用いただくことが可能です。使用可能なスタンドやペダル(すべて別売)をそれぞれご紹介いたします。

ペダル・スタンド/機種名 FP-10 FP-30 FP-60 FP-90
専用スタンド KSCFP10 KSC-70 KSC-72 KSC-90
汎用スタンド KS-12(※1) KS-G8B
KS-12
KS-G8B
KS-12
KS-18Z(販売完了)
専用ペダルボード KPD-70 KPD-90
汎用ペダルボード ダンパー・ペダル DP-10 ペダル・ユニット「RPU-3
ダンパー・ペダル「DP-10
エクスプレッション・ペダル「EV-5

※1:Q&A「FP-30 のスタンドとして KS-12 を使用するとき、KS-12 の幅や高さはどのようにセッティングすればいいでしょうか。」もあわせてご覧ください。

Q:それぞれの製品に付属している譜面立てを他の FP シリーズで使うことはできますか?

サイズが異なるため、使用できません。

Q:製品を縦置きして保管しても問題ないですか?

電子ピアノは鍵盤の特性上、縦置きして長期間保管することで、鍵盤内部の部品の歪みやねじれ等、影響を与える可能性がありますので、水平な状態で保管していただくことをお勧めいたします。
もし、移動時に一時的に縦にせざるを得ないことがありましたら、電源スイッチがある方を下にしていただくことをお勧めいたします。

Q:アルコール・タイプの除菌シートで鍵盤を拭いても問題ないですか?

アルコールが含まれた除菌シートを使用すると、鍵盤の変色やひび割れの原因となる恐れがあります。鍵盤や操作パネルを除菌する場合は、市販されているノンアルコール・タイプの除菌シートで、鍵盤や操作パネルの表面をやさしく拭いたあと、水分をしっかり絞った柔らかい布で拭きあげてください。
Q&A:「ウィルス対策をしたいのですが、鍵盤や操作パネルの除菌方法がわかりません。」

Q:DAW の MIDI 入力用に使えますか?

使えます。FP シリーズを MIDI キーボードとして使用するには、USB ケーブル(別売)での接続が必要です。
パソコンと FP シリーズを USB ケーブルで接続し、DAW ソフトの MIDI トラックの INPUT に FP シリーズをお選びいただければ、ピアノの演奏を MIDI メッセージとして DAW ソフトに送ることができます。

Q:専用ケースはありますか?

それぞれの機種に対する専用ケースの用意はありませんが、汎用ケースをお使いいただくことが可能ですので、以下にご紹介いたします。
・FP-10、FP-30: CB-76RLCB-88RL
※ FP-30 の場合、CB-88RL の方が余裕をもって収納いただけます。

・FP-60、FP-90: CB-88RL
なお、上記ソフトケースは、お近くの弊社製品取扱店または、Roland Online Store にてお求めいただけます。

CB-76RL ソフトケース
CB-88RL ソフトケース

Q:展示店を教えてください。

以下の「展示店を探す」ページからお近くの展示店が検索可能です。
FP シリーズの展示店を探す
※ 真ん中の「FP-90」の部分をクリックしてお探しの機種を選択してから検索してください。

Q: Piano Partner 2 に接続できません。

Piano Partner 2 に上手く接続できない場合は、以下のページをご参照いただき、端末側や Piano Partner 2 側の設定を再度ご確認ください。

Q&A:「【 Piano Partner 2 】 iOS デバイスでピアノと接続できません」
Q&A:「【 Piano Partner 2 】 Android デバイスでピアノと接続できません」

鍵盤のタッチ感や音は好みになりますので、実際に試奏してお客様に最適な電子ピアノをお選びいただけますと幸いです♪

最後に、ローランドの 電子ピアノ には、本格的なグランドピアノや家庭でお使いいただくホームピアノなど様々なラインナップがありますが、「果たしてどんなピアノがいいんだろう…?」そんな悩みを抱かれる方が少なくないと思われます。
そのような方のために、用途別のおすすめや Q&A など、電子ピアノ選びに役立つコンテンツをご用意しておりますので、以下のページもご参照ください。

はじめての電子ピアノ選び


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