見た目は今風のアナログ&アナログ・モデリング・シンセ。でもそれだけではなくて、学生時代に使い倒した90年代のPCMシンセの要素もあります。PCでの制作環境が普及している今、ノブとボタンの組み合わせで色々な音が作れるのは、まるで遺跡を少しずつ発掘していくような、懐かしく不思議な面白さがありました。PCMシンセの特徴でもあった”少ないボタン”と”小さいディスプレイ”を駆使して、予期せぬ組み合わせで新しい音を奏でたときの「発見した!」って感動を思い出しました。見た目は今風なのに、何故かシンセに夢中になっていたあの頃を思い出させる、不思議なシンセサイザーでした。
Artist:DE DE MOUSE
遠藤大介によるソロ・プロジェクト。作曲家、編曲家、プロデューサー、キーボーディスト、DJ。また、自身の曲のプログラミングやミックス、映像もこなす。
オフィシャルWebサイト
http://dedemouse.com