JD-Xi
Lesson
Diary
JD-Xi Lesson Diary
第一回 基礎知識編
~JD-Xiを、弾いてみよう~
シンガーソングライターとして活動中のSakuさんが、JD-Xiを購入!しかし、どこから手をつけていいかわからない・・・。という相談を受け、JD-Xiの伝道師とも言える宇都圭輝さんに特別出張レクチャーを依頼!『JD-Xiを買ったんだけど、どうやって使えばいいのかわからない。』という方必見のJD-Xi Lesson Diary、第一回は基本の「音を出してみる」です。
まずは基本中の基本、
音を選ぶところから
いきなりですけど、JD-Xiには300種類近い音が入っているんですよ。音の選び方は、わかりますか?いっぱいあると探すのが大変そうですけどダイヤルでカチャカチャって回して・・・TONEの「+」「ー」で選ぶんです!
いっぱい入ってて、選んで弾いてるだけでも面白いですよね!スティールドラムなんかも入ってるんですよね!?
今選んでいるのは「デジタル・シンセ」というものなんですけど、これが何と2パート入ってます。さらに「ドラム」のパートが1つと、今流行っている「アナログ・シンセ」のパートが1つ。合計4台のエンジンが入ってることになるんです。
音を選んだり、数値を一気に上げ下げしたいときのテクニック
。例えば、早送りをしたい場合には「+」を押しながら「ー」を押すとスピードアップ!逆方向に進みたいときは、「ー」を先に押して「+」を押すんです!ほとんどのRolandシンセに使える小技なので、覚えておくとめっちゃ便利ですよ!
へぇー、これは知らなかった!!便利!!
音の話に戻ると、こういう外観なので、シンセの音しか出ないと思われがちなんですけどJD-Xiにはアコースティック系の音もしっかり入ってるんです。もちろん鍵盤楽器なので、アコースティック・ピアノや、オルガンもしっかり入ってます。
このサイズでピアノやオルガンの音が出るっていうのは便利ですね~。ちょっとピアノの音を出したい!ってときは、家でもライブでも多いし。
エレクトリック・ピアノなんかもいいですよ、一気にオシャレ度が増す(笑)。あとSakuさんには、歌とギター以外の・・・ベースとかドラムが便利かなー。
声を加工してみよう。
JD-Xiにはマイクが付いているので、自分の声をそのまま出すこともできます。ディレイやリバーブも掛かるので、何かと便利です。
これなら、このマイクでそのまま歌うこともできますね。
フォルマントといって、声の質を変える系の音ですね。ちょっと、そのフォルマントを上げた音にして・・・
えーっ、こんな高い声出るんですね!?
逆に、ちょっと下げてみると・・・
うわーっ、犯人Aです、みたいな(笑)。
あとは、なんといってもクラシックなボコーダーですよね。
ボコーダーを選んた状態で、鍵盤を弾きながら歌うと、鍵盤の音程に合わせた音が出てきます。
このボコーダーにもいくつか音色があって、和音で弾けるコーラスのような音とか、ロボットボイスがあったり。音色によっては和音でも弾けるので、コーラス隊みたいな音を出すこともできますね。
うわー、これはすごい!!
最近ではもう当たり前になってきてるケロ声も出せちゃうので、声を使ったパフォーマンスは
大体網羅している感じですね。
JD-Xiはボコーダーを使いながら他のパート、例えばドラムやシンセをバックで鳴らすということもできるところが面白いんです。
これ一台で一曲やってみるとかも面白そうですねー!
次回はJD-Xiを使って自分だけのオリジナル音色を作ってみましょう!
JD-Xiは、音を選んで弾くだけでも楽しい!弾けない人は、歌って楽しむべし!!