JD-Xi
Lesson
Diary
JD-Xi Lesson Diary
第二回 サウンドメイク編
~JD-Xiで、音を作ってみよう~
シンガーソングライターとして活動中のSakuさんが、JD-Xiを購入!しかし、どこから手をつけていいかわからない・・・。という相談を受け、JD-Xiの伝道師とも言える宇都圭輝さんに特別出張レクチャーを依頼!『JD-Xiを買ったんだけど、どうやって使えばいいのかわからない。』という方必見のJD-Xi Lesson Diary、第二回は音作り編です。
JD-Xiで簡単に音作り
もちろん、シンセサイザーらしい音もしっかり出せます。
今いろんなジャンルの音楽で使われているアナログ・シンセのエンジンが入ってるので、凄く太い音も出せます。
アナログ・シンセの場合はパネル上でササッと波形を選べるんですね。
のこぎり波、矩形波、三角波から選べて、矩形波はベースの音を作ったりするときに使えるのは、サブオシレーターというボタン。1オクターブ/2オクターブ下で音が重なるんです。
いいですね!これだけでサッとシンベができちゃう!
音作りの要、フィルターって何?
シンセですごく重要なフィルターってのがあるんですが、わかります?
んー、あんまりわからないです(笑)
音を明るくしたり暗くしたりする、という感じの機能なんですけど・・・まぁ、まずこのCutoffというつまみを触ってみてください。
あーっ、同じ音なのに全然違う印象になりますね。
さらに隣のResonanceというつまみをあげたりすると、いかにもシンセっぽい音になりますよね。
すごいですね!!
音の鳴り方を変えてみよう
JD-Xiでは音の鳴り方を司るエンベロープ。通常4つかそれ以上の操作子があるのが普通なんですが今回は何と!つまみ一つでオイシク頂けるように調整されています。JD-Xiはシンセを触ったことがない、けど興味はある、という人にも楽しんでほしいので、そういういろんな操作子を極力集約しているんです。
なるほど!結構音の鳴り方が変わりますね。一つのつまみだけで、いい感じに変わってくれるのがいいですね。
ちょっとだけ余韻がほしいなー、と思ったら、そういう鳴り方にもできるし、音の立ち上がりをもっとゆっくりにしたいなー、ということもできる。
どういう音にしたい場合でも、触る操作子は一つだけでいいわけですね。
これは優しい!簡単ですね!(笑)
揺れる!音!
あとは、よく「効果音っぽい音を出したい」っていう人がいるんですけど、こういう人って別にピストルとか小鳥のサエズリの音を出したい!とかじゃなくて、例えば曲のサビに入る前とかに使えそうな音がほしい!ってことなんですよね。
ピストルとかサエズリとか、まぁ曲の中では使わないですからね(笑)。
そういう音を作るときに重宝するのが・・・LFO。
掛かり具合の深さや、揺れの速さもつまみで簡単にコントロールできるんですよ。
そうそう、こういう音出したい人いますね!これなら私みたいにシンセについてあまり詳しくない人でも、触ってみよう!って思えます。これもさっきのエンベロープと同じで、簡単に触れるのがポイントですね。
では、次回はいよいよJD-Xiで簡単な楽曲を作ってみましょう!
JD-Xiは、シンセサイズの知識がなくても自分だけの音が作れちゃう!
怖がらずに、つまみを回してみるべし!!