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V-MODA ARTIST INTERVIEW ＃16 CHiCO ( CHiCO with HoneyWorks)

04年に設立されたイタリア発のヘッドホン・ブランド“V-MODA”の代表的モデルを、プロ・ミュージシャンが試聴するインプレッション・インタビュー。第16回目は、中⾼⽣を中心に絶大な支持を得ているユニット“CHiCO with HoneyWorks”から、ボーカリストのCHiCOが登場。

ARTIST

V-MODA ARTIST INTERVIEW

#16

CHiCO with HoneyWorks
CHiCO

04年に設立されたイタリア発のヘッドホン・ブランド“V-MODA”。世界のトップDJを魅了したフラッグシップ・モデルM-100をはじめ、比類のない品質、ファッション・フォワード・デザインに優れた商品群をリリースし続けている。そんなV-MODAを、プロ・ミュージシャンが試聴するインプレッション・インタビュー。第16回目は、中⾼⽣を中心に絶大な支持を得ているユニット“CHiCO with HoneyWorks”から、ボーカリストのCHiCOが登場。スタジオモニターヘッドホンのM-200と、アクティブ・ノイズキャンセリング・ワイヤレス・ヘッドホンのM-200 ANCの2モデルを試聴してもらった。

今まで気付けなかった音が
鮮明に聴こえる楽しさがあります

CHiCOが考えるヘッドホン

全部の音が粒立って聴こえるような音質が好きです

CHiCOさんは普段、どのようなヘッドホンやイヤホンを使っていますか？

最近だと外出する時はBluetoothのイヤホンで、お家ではヘッドホンを使うことが多いです。あと私はゲームが好きなので、いわゆるFPS（ファーストパーソン・シューティングゲーム）系のゲームはよくヘッドホンをつけて遊んでいます。

そのヘッドホンはゲーミング用ではなく？

ゲーミング用ではなく、お誕生日にいただいたヘッドホンです。ノイズキャンセリング機能がついているのですが、ちょっと重くて疲れちゃうのでたまにしか使っていません。ヘッドホンを使うのはあとレコーディングの時くらいですね。

どんなゲームをやられているんですか？

えっと…最近やっているのはApex Legendsです（笑）。

なるほど（笑）。外出時はどのような音楽を聴いていますか？

基本的には気に入った曲しか聴かなくて、最近はアニソンだったり、宇多田ヒカルさんの『エヴァンゲリオン』の主題歌シリーズをよく聴いています。

ヘッドホンやイヤホン、それぞれどのような基準で選んでいますか？

イヤホンはどちらかと言うと重低音が効き過ぎていないもの、とぼんやりと考えているのですが、ヘッドホンだと“どこまで聴こえたらいいのかな”と考えてしまって。自分の中で基準がないので、むしろオススメのヘッドホンを今回を機に決められたらいいなと思っています。

家電量販店のヘッドホンコーナーなどで試聴することはありますか？

街でヘッドホンをしている人とすれ違って、“あのデザインかっこいいな”と思ってお店に行くこともありますが…実際に行くと“どれだっけ？”って（笑）。店員さんにお話を伺う時も、想像の2～3倍の情報量で教えてくれるので、頭の中が混乱して“あ、次回にします…”ということが度々なので（笑）、なかなか購入するまでには至らないんです。

CHiCOさんが好きな音質とはどのような音質でしょうか。

じっくり曲を聴くぞ！という時は、それこそスタジオモニターM-200のように、全部の音が粒立って聴こえるような音質がすごく好きです。これでライブ音源を聴いてみたいなと思いました。どこか（特定の音域）が際立って聴こえるということがなく、すべての音域がしっかりと聴こえる気がしました。

V-MODA M-200 × CHiCO

サウンドトラックを聴いたら
ものすごい没入感がありそう

まずはM-200を試聴していただきました。先ほども少し感想は出ましたが、どのような曲を聴かれましたか？

最近、家の掃除をしていて“断捨離をしなきゃ！”と思っていたので、ZOCさんの「断捨離彼氏」を聴きました（笑）。「断捨離彼氏」は音数が多い楽曲なので、音の奥に“こんな音も流れていたんだ”というのがわかって面白かったです。この曲は自宅ではBluetoothイヤホンで聴いていて、それはそれでしっかりと聴こえるのですが、M-200はスタジオモニターだけあって、今まで気付けなかった音が鮮明に聴こえる楽しさがあります。私はゲーム好きの流れでサウンドトラックもよく聴くので、いろいろな音が聴こえるという意味でも、サウンドトラックを聴いたらものすごい没入感がありそうだなと思いました。

特にコンシューマー向けのゲームですと、テレビで音を出すということを主眼に音作りがされていて、ローが強めに音が作られています。そういう意味でも、フラット寄りのヘッドホンはゲームサウンドにも合うと思います。

お～！　それはすごく素敵です。

装着感はどうでしたか？

アームがしっかりしているので、耳につけた時にズレないですね。ちゃんとハマっている感じがしたので、付け心地はすごく良かったです。ヘッドホンってどうしてもヘッドバンドの圧力が高く、耳で固定するタイプが多いのですが、それだとどうしても耳が痛くなるので…頭頂部で固定されるような設計も嬉しいですね。ヘッドバンドの圧を強くしなくても充分に押さえられるので、そのあたりも魅了のひとつだと思います。

M-200

V-MODAヘッドホンの特徴であった豊かな低音域に伸びやかな中高音域を加え、解像度を上げる音作りを進めることで幅広い帯域をフラットに再生することが出来る「原音を忠実に再現する」ヘッドホン。

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V-MODA M-200 ANC × CHiCO

没入感があるのでしっかりと音楽と向き合える

もう1機種のM-200 ANCですが、率直に試聴してみての感想はいかがでしたか？

音の鮮明さは、お手頃な値段のヘッドホンとは明らかに違いますね。いつも使っているBluetoothイヤホンよりも、いろいろな音が鮮明に楽しめました。M-200は音が粒立って聴こえて楽しいけれど、個人的には少し耳が疲れやすいかな。M-200 ANCはそういった負担もなく、音楽を聴く上でも長く楽しめると思いました。

音質的な部分で感じたM-200との違いは？

「断捨離彼氏」のような（打ち込みの）EDMの“ドゥンドゥン”という音が、鼓膜を刺激されるというか…体に感じる楽しさがありました。音楽を楽しむという点ではM-200 ANCのほうが明確な気がします。

M-200 ANCで他にどんな曲を聴いてみたいですか？

そうですね、もし聴き分けるのであれば、M-200はオーケストラのように広い空間で鳴る音楽。いわゆるサウンドトラックとか、そういった音楽をじっくりと聴きたいです。音圧を楽しむという面では、M-200 ANCでバンド系の楽曲やEDM系の楽曲を体で楽しむ、という聴き分けをしてみたいなと思います。逆にM-200 ANCに適した音楽ジャンルとかあるんですか？

ジャンルを絞るような方向性では作っていなくて、いろいろな楽器や音楽を再現できるようなチューニングになっています。他の楽曲も試してみますか？

UVERWorldさんがすごく好きで、よくライブ音源を聴いたりハマった曲は飽きるまでずっとリピートして聴いているので、UVERWorldさんの「SHAMROCK」を聴いてみたいと思います。
（試聴中）
ありがとうございます。何かやっぱり、いつも聴いているイヤホンとは違いますね。この曲はずっと聴いているのですが、“ギターの音色ってこんな感じだったっけ？”というような、音色まで明確になったイメージがあります。発見がやっぱりいろいろとありますね。ノイズキャンセリングのオン／オフも試しましたけど、やっぱり没入感があるのでしっかりと音楽と向き合える気がします。

M-200 ANC

音楽を純粋かつ快適に楽しむことを追求したアクティブ・ノイズ・キャンセリング機能搭載Bluetooth®ワイヤレス・ヘッドホン。全音域の解像度、定位バランスを突き詰めたサウンドをベースに、ノイズを的確に分離する独自のチューニングを施したノイズキャンセリング機能を加えたことで、ピュアかつクリアな音楽を快適に楽しむことができるヘッドホンに仕上がっています。

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試聴を終えて

音質を重視するならM-200、
カジュアルに音楽を楽しみたいならM-200 ANC

今回試聴してもらった2つのヘッドホンでCHiCOさんの楽曲を聴くとしたら、それぞれどのような楽曲が合いそうですか？

私的には、M-200でデビュー曲の「世界は恋に落ちている」や「鬼ノ森」とか、バラードからミドルテンポの楽曲を聴いてほしいなと思います。ストリングスのある楽曲を聴いて、“あ、こんな楽器も鳴っていたんだ！”というのを聴いてほしいです。M-200 ANCは、体で楽しむという点で「アイのシナリオ」とかカップリング曲の「ラブホイッスル」とか「ヒカリ証明論」とか、ポップロック系が聴いていて楽しいと思います。

ルックスはどうですか？

フレームの部分がマット調というのもあって、私はすごくカッコいいなと思います。好きです。なかなかない形ですよね。普通は丸型とか楕円形が多いですけど、六角形というデザインも目を引くなと思いました。

かわいいデザインよりも、カッコいいデザインのほうが好みですか？

そうですね。私は赤色が好きなので、赤系を選んだりするのですが、こういうシンプルでスタイリッシュなデザインは好きです。

しかも、パネル部分のプレートは交換ができて、オリジナルのデザインをレーザー刻印することもできます。

そうなんですよね！　めちゃくちゃいいですよね！　カラーバリエーションも豊富で、オリジナルのヘッドホンが作れるのは特別感が増していいなと思いました。グッズでよくハートを描くので、ハートを刻印したいですね。でも、考えるのに1カ月くらいかかっちゃうかもしれないです（笑）。

（笑）。M-200とM-200 ANC、それぞれどのようなユーザーにオススメできそうですか？

いろいろな音が知りたいとか、それこそ音質を重視する方にはM-200ですかね。マニアックなところまで深掘りしたい！という方にはこちらを選んでもらって。とは言えM-200 ANCもライトユーザーからヘビーユーザーまで楽しめる音だから、カジュアルに音楽を楽しみたいのであればM-200 ANCがいいかと思います。それか、両方とも買ってもらって使い分けてもらうのもいい気がします（笑）。むしろ私はそっちのタイプです。今日はこっち！ってやりたい！

あえてどちらかを選ぶとしたらいかがですか？

私はM-200です！　もちろん、ゲームで敵の位置を把握できるようになりたいというのもありますけど（笑）、ヘッドホンをつける機会が家の中が多いので、家でまったりと自分の時間を満喫するというか、音楽を聴いてゆっくりしたい時にM-200を使いたいなと思います。

PROFILE

2013年にソニーミュージック主催にて実施された、ボカロとアニソン特化型の全国区オーディション『ウタカツ！』で見事第1回グランプリに輝いたCHiCOと、ネットでの動画総再生回数が8億回を超えている話題沸騰中のクリエイターチーム“HoneyWorks”とのコラボユニットCHiCO with HoneyWorks。
『アオハライド』『銀魂』『まじっく快斗1412』『恋は雨上がりのように』『荒ぶる季節の乙女どもよ。』『ハイキュー』『裏世界ピクニック』等、数々の人気アニメの主題歌を担当し、現在まで14枚のシングルと3枚のアルバムをリリース。YouTube等にアップしたミュージックビデオの再生回数は、デビューシングルの6,500万回を筆頭に累計3億回超えている。
昨年までメディア露出は音声のみ、ライブでしか見ることができないミステリアスな存在として若者の注目を集めていたが、2020年9月にYouTubeの人気チャンネル『THE FIRST TAKE』でデビューシングル「世界は恋に落ちている」と最新アルバム『瞬く世界にｉを揺らせ』のリードトラック「幸せ。」で初めて歌唱姿を公開し、Twitterのトレンド・YouTubeの急上昇ランキングにも入り、全国のティーンを中心に大きな注目を集めた。
2018年に日本武道館ワンマンライブ、2019年には武蔵野アリーナワンマンライブ2daysを開催、大成功に収めた。2021年7月から、毎年恒例となっている全国ホールツアーの開催を発表。チケットは絶賛受付中。

■オフィシャルHP：https://www.chicoxxx.com
■CHiCO with HoneyWorks YouTube チャンネル： https://www.youtube.com/channel/UCw9-qglgZw8J8m2rxe7bAXw
■Twitter： https://twitter.com/CHiCOxxx_tweet
■CHiCO with HoneyWorks公式LINE：https://line.me/ti/p/%40chicowithhoneyworks

RELEASE

NEW SINGLE
冒険のVLOG
MusicRay’n 2021年4月28日リリース

【CHiCO with HoneyWorks盤】￥1,397（tax in）