【Roland Piano Stage】ピアニスト・インタビュー #1 SARAH McKENZIE

さまざまなシーンで演奏されるローランドのデジタルピアノ。ライブ現場のレポートや、アーティストの声をお届けします。

ピアニスト・インタビュー
#1 SARAH McKENZIE

さまざまなシーンで演奏されるローランドのデジタルピアノ。
ライブ現場のレポートや、アーティストの声をお届けします。

最初のインタビューは6月に来日されたサラ・マッケンジーさん。素敵な曲と歌声で魅了するオーストラリア出身のシンガー&ピアニストです。

ブルーノート・ジャパンが手掛ける、音楽と食を融合した新店舗「Lady Blue」のミニ・ライブで、ローランドのデジタル・グランドピアノGP609を演奏していただきました。歌やピアノの演奏はもとより、ひとりの女性として、またアーティストとして、とても魅力的なサラさんのインタビューをお届けします。

ーーピアノを始めたきっかけを教えてください。

サラ – ピアノを好きになったのは、9歳のときに、ロックとブルースのピアノの先生に出会ってから。もっと小さい頃に、クラシックのピアノ・レッスンも受けていたけど、あまり好きではなくて、父がロックやブルースを教えてくれる先生を探してきてくれたんです。その先生に初めて会ったとき、今でも覚えているけど、ものすごく大きな指輪をして、とても長い髪で、とても先生には見えなくて(笑)彼がピアノに向かって、ブルースを弾いてくれました。それが、私が音楽を好きになった瞬間。突然ピアノと音楽が私にとって意味のあるものになりました。

ーー どのように音楽の道に進まれたのですか?

サラ – 音楽が好きで、子供の頃から音楽のある生活が普通でした。高校時代は、曲を書いたり、歌を歌ったり、ピアノを弾いたり、ビックバンドでトランペットも吹いていました。やっぱり音楽しかないと思ってオーストラリア西部の音楽大学に進学、その後奨学金でバークリーに。バークリーでの経験は素晴らしいものでした。そしてレコード・レーベルと契約して、今に至っています。

ーー GP609を演奏してみて、どうでしたか?

サラ – Cool!! Great!! ローランドのピアノは、いつもオーストラリアでRD-300SXを弾いているけど、このピアノは初めて。本当にグランドピアノみたいですね。音もすごくいい。ブリリアンスの設定で、少し音を明るくしたら、私の歌声とマッチして、とてもよかった!鍵盤のアクションもとてもよくて、弾きやすいです。本当に素敵なピアノだと思います。

ーー これからピアノを始める方へメッセージをお願いします。


Lady Blueのミニ・ライブでは、間近で演奏が聴けるとあって、店内は満席。約30分のライブが2回、行われました。サラさんのピアノの弾き語りは、ベースとの息もぴったり。自在にピアノを操りながら透明感あふれる歌声が本当に素敵で、極上のエレガントな時間を過ごせるとても魅力的なステージでした。

Lady Blue

Lady Blue

ブルーノート・ジャパンが手掛ける、音楽と食を融合した新業態のカフェ・レストラン・バー。定期的に音楽イベントも開催。

Artist Profile

SARAH McKENZIE(サラ・マッケンジー)
ヴォーカリスト/ピアニスト
オーストラリア・メルボルン出身。オーストラリアのパースにある音楽院にてジャズの学士課程を修了。その後バークリー音楽大学へ進学。2015年5月に同大学を卒業後、世界中の様々なジャズの聖地でパフォーマンスを行う。同年アルバム『We Could Be Lovers』をリリースし、ベル・アワードにてベスト・オーストラリアン・ヴォーカル・アルバム賞を受賞。同年Impulse!レーベルと契約し、ワールドワイド・リリースされた。現在はパリに移住し活動の幅を拡げている。ヴォーカル、ピアノ・プレイだけでなく、作曲、アレンジも手がける才色兼備な女性アーティスト。

New CD

SECRETS OF MY HEART
シークレッツ・オブ・マイ・ハート
日本限定盤 3,024円(税込)
寺島レコード
2019年06月05日リリース

 

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