【INFO】新製品、A-01Kの魅力を分析。

NAMM SHOW 2016で発表され、Roland Boutiqueシリーズに新に仲間入りしたA-01K。早速、製品の魅力を分析してみました。

話題の新製品A-01Kの魅力を分析!

NAMM SHOW 2016で発表となったRoland Boutiqueシリーズのニュー・フェイスA-01K。
早速、その魅力を分析していきましょう。このA-01K、大きく分けて2つの特長があります。

MIDI USB CV/GATE端子を備える万能コントローラー

MIDI端子、USB端子はもちろん、アナログ・シンセやモジュラー・シンセの演奏に必要なCV/GATE出力端子も備えています。さらにBluetoothを使いMIDI信号を飛ばすことも可能。タブレットやスマートフォン内の音楽アプリとの接続も容易です。

新開発のアナログ・モデリング・シンセ8bit CPU Synth

「8bit CPUと8KBのメモリ」と、敢えて制約を課して作られたサウンド・エンジン。独特のノイジーなサウンドはもちろん、ノイズを含むオシレーターは(サンプルの再生ではなく)しっかり発振させている点も見逃せません。さらに、16ステップのシーケンサーも搭載しているので、8bit CPU Synthはもちろん、接続した外部音源を演奏させることもできます。

特に、A-01Kは「モジュラー・シンセ用キーボード&シーケンサー」という使い方がしっくり来るのではないでしょうか。年末に発売されたSYSTEM-500シリーズとのコンビネーションも面白いと思います。

・・・ということで、早速ビデオを撮ってきました。

演奏はAIRAシリーズなどでもお馴染みの齋藤久師さん。即座にA-01KとSYSTEM-500を接続して演奏してくれました。A-01Kからはノイズ・サウンドを鳴らし、SYSTEM-500の音と重ねています。どちらもA-01Kのシーケンサーに入力したデータを受けて発音していますが、要所で再生方式を「Random」に切り替えたり、シーケンサーのステップ数を変更したりする技を見せてくれました。

今回はモジュラー・シンセとの接続を紹介しました。前述の通り、A-01Kは様々な接続方式に対応するため、あらゆる音源を制作に活かすことができます。ご自宅で眠っている古いハードウェア・シンセを引っ張り出してみても面白いのではないでしょうか。

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