【SUPPORT】イメージを形に シーケンスパフォーマンス

Rolandカスタマーサービス山根がセレクトする、この製品の“良いところ”をご紹介します。

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皆様こんにちは。
Roland カスタマーサービス 山根です。

日々様々な製品に触れている私がおすすめする、この製品の“良いところ”。
今回はGROOVEBOX MC-707をご紹介いたします。

アーティストのアイディアを瞬時に演奏という形にし、リアルタイムに最高のパフォーマンスを可能にする「AIRA」シリーズ。
リズムマシンやベースシンセ、シンセサイザーなどをラインナップするAIRAシリーズですが、その中でもオールインワンのトラックメイク・パフォーマンスを可能にするGROOVEBOXとはどのような製品なのか見ていきましょう。

GROOVEBOX

8トラック、クリップシーケンサー搭載で、プリセットトーン3000以上、ドラムキット80以上。
更に搭載されている音源は、新規のZEN-Core音源となっております。
リズムシンセTR-8やベースシンセTB-3などはそれぞれの役割を持った製品でしたが、GROOVEBOX MC-707はその役割を一手に担うことができるのです。
クリップシーケンサーは現代のダンスミュージックをスムーズに制作できるよう最適化されており、文字通りイメージをそのまま形にすることを実現しています。

クリップシーケンサー

皆様はクリップシーケンサーをご存じでしょうか。
通常のシーケンサーとは異なるインターフェースや考え方があり、分かりにくい・とっつきにくいという意見もあるかもしれません。
ですがループミュージック、音の抜き差しで展開するダンスミュージックでは、なくてはならない存在です。

各トラックにはクリップという単位でパターンを作成できます。
この各トラックのパターンの組み合わせがシーンという単位になります。
組み合わせるクリップを変えていき、トラックを展開させていくことが可能です。
リアルタイムパフォーマンスでも活躍しますが、通常のトラックメイクを行い、再生ボタンを押して曲を最後まで流す、という制作方法ももちろん可能です。

ノートモード

MC-707のPADにはいくつかの機能が搭載されております。
その中でも私がおすすめしたいのがノートモードです。
このPADひとつひとつが仮想鍵盤となり、音程のある音色、ピアノやシンセ、ストリングスなどを演奏したり、打ち込んだりすることができるのです。
もちろんMIDIキーボードを接続し鍵盤で演奏する方がやりやすいです、ですがポイントはこのMC-707のみで完結できるというところです。
このサイズのMC-707の電源を入れるだけで、すぐさま制作やパフォーマンスを行うことができるという点は、様々な環境で活躍できると思いませんか?
私がMC-707を気に入っているポイントの一つです。

SCATTERモード

PAD MODEからもう一つ、SCATTERモードをご紹介いたします。
SCATTERモードにすると各PADがカラフルに点灯します、これだけでもテンションが上がります。
SCATTERボタンを押している間にステップに設定されているエフェクトが順番にかかります。
または各PADごとに設定されているエフェクトを、PADを押してかけることも可能です。
作成したパターンを流しながらSCATTERをかけることでカッコよく決めることができます。
お手軽にできるパフォーマンスの一つです。

イメージを形に シーケンスパフォーマンス

ということで今回は、GROOVEBOX MC-707のご紹介でした。
ガジェットやシンセを使った制作やパフォーマンスをやってみたいけど、何から揃えたらいいか分からないという方、このMC-707であれば1台でも実現することができます。
是非PAD鍵盤で弾き倒しちゃってください!

カスタマーサービスが公開している「【MC-707】イメージを形に シーケンスパフォーマンス【How to Setup】」も是非ご参考くださいませ。

今回ご紹介した製品
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