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access TOUR 2015 Glamloid feat. DA’s equipment

2015年秋からスタートし最終公演は年を跨ぐ特別仕様となったaccess TOUR 2015 Glamloid。ライブで浅倉大介氏が使用した機材レポートと、ちょっとした裏話をいち早くお届け。

2015年秋からスタートしたaccess TOUR 2015 Glamloid。その最終公演は2015年から2016年に跨がるカウントダウン仕様の特別版。

ステージが暗転し、非常にきめ細かい大型のLEDディスプレイに映し出される映像を背に、浅倉大介+貴水博之=accessが姿を現す。オープニング曲はツアータイトルにもなっているGlamloid。エレクトロ・サウンドと大編成のコーラス隊の厚みが融合したような楽曲だ。メイン・メロディとは異なる箇所の、印象的なコーラス・パート。それは、デビュー以来accessが得意とするサウンドといえるだろう。その後も新旧の曲を満遍なく、2016年へのカウントダウンまで畳み掛けるように演奏していく。2016年を目前に控え、気づけばあと40秒!?という状態だったものの、会場一体での年越しに成功!気がつけばトータル3時間弱にも及ぶ長時間だったものの、それを全く感じないほどエキサイティングな時間となった。



気になる浅倉大介のキーボード・ブースには、Roland JD-XA、SYSTEM-1、TB-3、MX-1といった最新の機種から、おなじみのFantom-G7、V-Synth GT、Access Virus TI2 Polar、Studiologic Sledge、Pioneer RMX-1000、Moog Minimoog、そして足元にはソロ演奏でトリッキーなサウンドを生成するのに一役買ったBOSS RC-50がところ狭しと並ぶ。

SYSTEM-1は各所でVirus TI2と共に両手をクロスさせて演奏したり、Share The LoveなどではArpeggioとScatterを併用する姿も見られた。TB-3は、本ツアーでは2002年にリリースされたシングル曲EDGEでその激しいサウンドが聴けた。TB-3本体のシーケンサーを作動させつつ、SYSTEM-1同様にScatter機能でフレーズを縦横無尽に再生成・再構築していく。

MX-1は、手弾き用シンセをインプットしてSide Chainによる印象的なサウンドを生み出していた。Winter Ring Affairのエンディングではリアルタイムにセンド量を調整する一面もあり、まさにMX-1が「演奏するミキサー」であることを再認識できた。

Fantom-G7はDoubt & Trustなどのピアノ、V-Synth GTはギター顔負けのディストーション・サウンドのために使用。舞台袖には、accessのライブ・サウンドを毎回支えているショルダー・キーボード用の音源もスタンバイ。こちらもおなじみのエレクトロニック・タム(KX5でトントンする音)、そしてソロ演奏で聴かれたドラム・ループなどは、現在多くのプロ・ミュージシャンが活用している定番の音源モジュールINTEGRA-7の祖先ともいうべき機種、JV-2080によるものだ。

そして、JD-XAはShare The Love、Winter Ring Affairなどで多用。滑らかなピッチ変化やソロ演奏時の激しいCross Modulationは、新開発のアナログ・シンセならではの特長的な部分。ローランドの開発スタッフも徹底的にこだわったポイントなので、筆者自身見ていて非常に嬉しくなってしまう。

余談だが、クリスマス前日の12月23日 神奈川県民ホールで行われたライブでは、アンコール時にショルダー・キーボードがうまく動作しないトラブルが発生。浅倉大介はJD-XAの前に移動して音色を一瞬で作り出し、サビでは何事もなかったかのように演奏していたのだ!後日ご本人にこの件を聞いたところ「僕を誰だと思ってるんですか?」という、ごもっともな回答〜(笑)。冗談はさておき、JD-XAが如何に直感的に操作できるかが、まさにライブで見られた貴重なシーンだったわけだ。ちなみに彼が瞬時に生成したのは、FIND NEW WAYのイントロで聴かれるOSC SYNCを活かした非常に難易度の高いリード・サウンド。これを瞬時に”目測”だけで仕上げられる人は、そう多くないだろう。

浅倉大介が操るこれら強力なシンセサイザーと共にaccessの重要なファクターとなっているのが、貴水博之の超ハイトーン・ボイス。デビューから20年以上が経過するにもかかわらず、彼の声は当時と全く同じスタイルを維持している。それどころか、年々その存在感を増しているようにも思う。accessの楽曲では一二を争うほどの高いキーを持つ楽曲JEWELRY ANGEL、MOONSHINE DANCE、ライブでしか聴けない珠玉のバラードLOVING YOUといった当時の楽曲を全て”原キー”で歌い上げる姿は、ファンにとっても嬉しいのではないだろうか。近年はバラエティ番組などで新たな魅力を提供するものの、貴水博之の真骨頂はやはりこの”声”なのだ。

既に2016年前半のツアーも決定しているため、シンセサイザー・ファンの方はぜひ一度足を運ぶことをお勧めしたい。なぜなら、これだけの新旧様々なシンセサイザーの音を一度に聴き比べられる場は他にはまず無いからだ。きっと2016年のツアーでも、浅倉大介はシンセサイザーのポテンシャルを最大限に引き出し、貴水博之はそれにハイトーン・ボイスで応えるだろう。そしてまだ誰も観たことのない新しいステージが、そこに展開されているはずだ。

information

access

OFFICIAL WEB SITE www.access-web.jp

最新シングル「Winter Ring Affair」発売中

A盤 [DWDH020]

Winter Ring Affair
GLAMLOID 〜 ghost night 〜
IZASUSUME! (Instrumental)

X盤 [DWDH021]

Winter Ring Affair
GLAMLOID 〜 ghost night 〜
Dream Runner (access ELECTRIC NIGHT 2015 ver)

S盤 [DWDH022]

Winter Ring Affair
GLAMLOID 〜 ghost night 〜
Ride Up For The Shiny Way (access ELECTRIC NIGHT 2015 ver)

価格:¥2,000 [tax in]
発売元:ダーウィンレコード
販売元:ソニー・ミュージックマーケティング

access ELECTRIC NIGHT 2016

4月10日(日) 新潟LOTS

16:30開場/17:00開演 [問] キョードー北陸チケットセンター☎025-245-5100

4月16日(土) 横浜Bay Hall

16:00開場/17:00開演 [問] KMミュージック☎045-201-9999

4月17日(日) 横浜Bay Hall

15:00開場/16:00開演 [問] KMミュージック☎045-201-9999

4月23日(土) 札幌ペニーレーン24

16:30開場/17:00開演 [問] WESS☎011-614-9999

4月29日(金祝) 広島クラブクアトロ

16:30開場/17:00開演 [問] キャンディープロモーション☎082-249-8334

4月30日(土) 福岡DRUM LOGOS

16:00開場/17:00開演 [問] キョードー西日本☎092-714-0159

5月3日(火祝) 高松MONSTER

16:30開場/17:00開演 [問] デューク高松☎087-822-2520

5月4日(水祝) なんばHatch

16:00開場/17:00開演 [問] サウンドクリエータ-☎06-6357-4400

5月7日(土) 仙台Rensa

16:00開場/17:00開演 [問] GIP☎022-222-9999

5月21日(土) 名古屋ダイアモンドホール

16:00開場/17:00開演 [問] サンデーフォークプロモーション☎052-320-9100

5月22日(日) 名古屋ダイアモンドホール

15:00開場/16:00開演 [問] サンデーフォークプロモーション☎052-320-9100

5月29日(日) STUDIO COAST

16:00開場/17:00開演 [問] ホットスタッフプロモーション☎03-5720-9999

チケット発売日  2月13日(土)

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