【インタビュー】V-Drums Pro Users: 長谷川 浩二

長谷川浩二さんのRoland V-Drums使用事例をご紹介します。

プロ・ドラマー 長谷川浩二さんがローランドのV-Drumsを使用した事例をご紹介。TD-30とVパッド、Vシンバルをアコースティック・ドラムに組み合わせたハイブリッド・ドラムです。
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T.M.Revolution LIVE REVOLUTION ’12
-15th Anniversary FINAL- May 2012
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アコースティックの2バスの左右にV-Kick KD-140-BCを一つずつセッティング。KD-140にはアコースティック・ドラムとは異なるエレクトロニック・キック音色をチョイスしている。

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ドラム・セット全体のルックスがシンメトリックになるようにシステムが組まれている。

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下部にセットされたV-Cymbal Crash CY-14Cにはハイハット音が割り当てられており、曲の頭やブレイク時に他のプレイヤーのためのカウントとして使用。

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ドラム・マガジン・フェスティバル2012 Day1 Movie

1.ダイジェスト / 2.Zonbies in a dream / 3.Gain the Day / 4.トーク&メンバー紹介コーナー / 5.Seed / 6.Golf

Comment from 長谷川 浩二

hasegawa_006V-Kickは『PIN UP LADY』という曲で使用しました。サウンド・プロデューサーからこの曲は他の曲と違ったサウンド・カラーにしたいので、キックをエレクトリックなサウンドにできないか相談を受けました。もともとVドラム音源TD-30をクローズド・リムショットの音を出す為に導入していたので、トリガー・システムで対応は簡単だったのですが、演奏性能が高くてルックスもよいV-Kickを使用しました。鳴らすサウンドはリハーサルでいろいろ試しながら曲に合ったものを探し、最終的にはコンサート会場での鳴り方、響き方を確認しながら調整しました。

サウンドの調整が簡単にできることは非常に助かりました。ただ、26インチのバス・ドラム2つがかなりの場所を占拠しているので、セッティングには悩みました。しかしコンパクトながら安定感のあるV-Kickのおかげで、見栄え良くセッティングすることができました。隣が大口径26インチなのでV-Kickが小さく見えますが、メタリックなルックスで充分存在感がありますね。

CY-14Cはメンバー用にカウントや曲中のガイドとしてハイハットの音を出してます。クリックの代わりです。CY-14Cを使うことにより、マイクのかぶりもなく、お客さんに聞こえることもなくカウントやガイドを出すことができます。今後はTD-30KV-Sを組み込むことになるかもですね!楽しみ!!

使用製品

・Drum Sound Module [TD-30]・V-Kick [KD-140-BC]・V-Cymbal Crash [CY-14C]

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