【インタビュー】浅倉大介 Roland Boutique Impression

Roland Boutiqueを様々なミュージシャンに語って頂く「Roland Boutique Impression」と題した記事をこれより連載していきます。今回は、長年、多くのステージでJUPITER-8をお使いの浅倉大介さん。名機を隅々まで知り尽くした彼にとって、Roland Boutiqueは、どのように映ったしょうか?


いよいよ発売となった話題の新製品 Roland Boutique。既に手に入れて楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?今回からRoland Boutiqueを様々なミュージシャンに語って頂く「Roland Boutique Impression」と題した記事を連載していきます。 タイトルに何のヒネリもありません。Boutiqueシリーズ同様わかりやすさ重視です。

浅倉大介

いよいよ発売となった話題の新製品 Roland Boutique。既に手に入れて楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?今回からRoland Boutiqueを様々なミュージシャンに語って頂く「Roland Boutique Impression」と題した記事を連載していきます。 タイトルに何のヒネリもありません。Boutiqueシリーズ同様わかりやすさ重視です。

浅倉大介

自身のユニット access のNew Single「Winter Ring Affair」を10月21日にリリース。現在ツアー真っ最中の浅倉大介さんに、話題のRoland Boutiqueをお試し頂きました。長年、多くのステージでJUPITER-8をお使いの浅倉さん。名機を隅々まで知り尽くした彼にとって、Roland Boutiqueは、どう映ったのでしょうか?

第一印象は?

とにかく小さい!最近は各シンセメーカーともに過去の名機を復刻してくれているので、シンセファンにも嬉しい時代ですよね。しかも、それぞれのメーカーが特徴をしっかり出している。Roland Boutiqueは、確実に世界中の音楽に貢献した名機を再現しているところが素晴らしいですね。しかも、Rolandらしく最新のデジタル技術を使っているところがポイントだと思います。

どの辺りが、お気に召しましたか?

最初に聞いたのは、ちょうどMOOG III C(通称「タンス」)も導入した9月のソロライブのリハーサル現場でした。最初はステレオミニ端子しかなくて戸惑いましたけど(笑)、小さいのにもの凄く音が良かったです。いわゆるガジェットというか、その類のものではないことはすぐに分かりました。音色によっては・・・例えばポリフォニックで鳴らすような音色などはオリジナルのJUPITER-8よりも良い音がしていると思います。

あと、どのモデルも音の良さが伝わるようにプリセットの音がしっかりしてますよね。ただ派手な音や機材の特徴を伝えるような音じゃなくて、ちゃんと音楽の中で即使える音が揃っている。大きさも3機種揃ってるから、どうしても並べたくなりますよね。キーボード・プレイヤーの人は、一台のマスターキーボードに並べてみてもいいかもしれませんね。・・・といって、88鍵のパネル上にBoutique 3機種を並べ始めた浅倉さんが印象的。
画像は浅倉さん自身がTwitterに投稿した、3機種揃い踏みの写真

一番のお気に入りモデルは、どれですか?

JX-03ですね。もちろんJP-08もいいんですけど、普段からライブでオリジナルのJUPITER-8を使っていることもあって、聴き馴染んでいるんです。その点、JX-03は僕の機材リストには無いJX-3Pがモデルになっているので、ある種新鮮。そういえばデビュー前、よく楽器屋さんで触っていたのがJX-3Pでしたね。PG-200も使って音を作ったりもしていました。実機に触れていた世代の方にはあの感動をもう1度、ボカロ世代(?)のクリエーターには新品のアンティークとして、いろいろ楽しめると思いますよ!

Roland Boutiqueとは関係ないですが・・・

10月にリリースされたaccessのNewシングルのうち、X盤、S盤のカップリングとして収録されたライブ音源ではAIRAシリーズのTB-3が大活躍しています。こちらもぜひ、聴いてみてください!


access
『Winter Ring Affair』
ダーウィンレコード
A盤:DWDH-020
X盤:DWDH-021
S盤:DWDH-022

access オフィシャルWebサイト
浅倉大介 オフィシャルWebサイト

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