GO:MIXER PRO-X ユーザーインタビュー nana公認クリエイター おまげさん〜音を届けたいすべての人に〜

音楽SNS「nana」で活躍する公認クリエイターによるRolandのモバイルデバイス専用ポータブル・ミキサーGO:MIXER PRO-Xレビュー。ベテランDTMerであり、nanaとYouTubeでは「おまげさん」のハンドルネームで活躍する真下由紀子さんにGO:MIXER PRO-Xをお使いいただき、使用感や活用法についてお話を伺いました。

GO:MIXER PRO-X ユーザーインタビュー

nana公認クリエイター

おまげさん

〜 音を届けたいすべての人に 〜

音楽SNS nanaで活躍するnana公認クリエイター。
その1人であるおまげさん(真下由紀子さん)にGO:MIXER PRO-Xをお使いいただき、
GO:MIXER PRO-Xの良さや活用法についてお話を伺いました。

PROFILE

nana公認クリエイター

おまげ(真下由紀子)さん

着メロ、カラオケ伴奏など数多くの耳コピを手がけてきたDTMer。制作の傍らMIDI検定講義活動を展開し多くの合格者を輩出してきた。

携帯電話での着メロ制作からDTMへ

Roland(以下R):

お名前と活動内容、演奏できる楽器を教えて下さい。

おまげさん(以下お):

おまげというハンドルネームでYouTubeとnanaで活動させていただいております。ギターがちょっと弾けるので、主にジャズとかボサとかを弾いています。あとはアニメソングも好きですからDTMで耳コピとかをやっています。

ギター演奏歴、DTM歴を教えて下さい。

ギターは30歳をこえてから始めて、それから5年ほど集中してやっていた時期があります。DTMの耳コピ自体は二十歳前後くらいからやってまして、かれこれ20年くらいになります。

ショールームでギターを弾くおまげさん

耳コピを始めたきっかけを教えて下さい。

学生時代に着メロっていうのが流行りまして。作り方を説明した着メロ本っていうのが出てきたころで作ってみようと思って、ボタンを何回押したらできるよみたいなところからDTMをはじめました。

※着メロ:携帯電話に電話がかかってきた時に鳴る着信メロディを着メロと呼び、特定のメロディを使うことができるほか、当時の携帯電話を使って自作メロディを制作し着メロとして使うことができました。

当時の携帯電話は同時発音数も少なかったんですが、単音で作る楽しさを覚えて、その後は携帯の同時発音数も増えていったのであわせて成長してきました。
 
同時に、これはMIDIっていうものから作られているというのを知りまして、そこからDTMを始めたっていう感じですね。

ファーストインプレッション ~機械音痴でも音は出る!~

GO:MIXER PRO-Xのファーストインプレッションを教えて下さい。

すごいなって思ったのは、入力する穴が多いってことです。スマホ用オーディオインターフェースでギターの入力ができて、ダイナミックマイクもコンデンサーマイクも使えて、なおかつなんとラインインもある。しかもヘッドセットマイクも使えるからzoomとかでもできちゃうんですよね。あとキーボードも入力できる。
 
こういう画期的なものは見たことがないなって思いました。
 
なんでもつながるし、操作するのはこのクルクル回すやつ5つだけ、みたいな。つまみの絵もわかりやすいし、直感的になんかわかるよって。機械音痴な私でもとりあえず音は出るよ、みたいな。音出ませんみたいなのは多分無いんじゃないかなって思いました。

機械音痴でも難なく使える

使う時に操作で迷うことはありましたか?

説明書もあまり読んでないですけど迷わなかったですね。とりあえずつなげてひねったら出る、みたいな。そんな感じです。

nanaでのコラボに活用、パソコンでの伴奏制作にも

どのようなサービス、用途でお使いいただきましたか?

まずはスマホに接続してnanaのコラボで使いました。
 
ダイナミックマイクが好きなので、ダイナミックマイクつなげて歌ってみたコラボをしたのと、ギターつなげてコラボをしました。BOSSのオーバードライブエフェクトをかませて、弾いてみたりとか。

自宅でギターを録音する様子

あとはRolandさんではサポート外になっているのですが、パソコンを接続して使いました。Type-CのUSBがありますから、直接ノートパソコンとつなげて、ダイナミックマイクを使って、歌を録音して。コーラスも録音して、それを伴奏としてnanaに投稿しました。
 
直感的に使えるように余分な機能をカットしていると思うので、例えばリバーブかけ録りしたいとか、ギターでオーバードライブとかディストーションかけたい時は、エフェクターかませればいいじゃないっていう。アンプシミュレーターとかも全然いけると思いますし。
 
あとはライブ配信ですね。マイクをつないで喋りながら、ギター弾いて「こんな感じで打ち込んだらいいんじゃない?」みたいな感じのライブ配信ですね。

nanaで使っているスマホの種類を教えて下さい。

iPhone SE、第1世代です。Lightningケーブルで普通に挿しただけ、みたいな。難なく使えて、逆にびっくりしました。

実際に使ってみて問題や、接続が大変だった機器はありましたか?

ないですね。なんにもないです。

便利なループバックスイッチ ~zoomのオンラインレッスンでの活用~

使ってみて特に良かったところをひとつ教えて下さい。

ループバックのスイッチですね。なおかつWindowsドライバーで動くことです。
 
ほんとにお手軽で、オンラインでDAWの音が相手に直で伝わるから、聞こえませんって言われることがまずない。一番お気に入りです。スイッチで切り替えできるってことがシンプルすぎていいです。うん。

Windowsドライバーに関しても問題は起こりませんでしたか?

いつもASIOドライバーで使っていたので、一瞬DAWを開けた時にいつもと違いますよっていう警告はでますけど、そこで設定し直してやるだけです。ドライバーソフトをインストールする必要もないし、簡単でした。
 
パソコンにつなげてDAWの音をzoomを通して相手に届ける、画面共有しながら相手に届けるっていうのもGO:MIXER PRO-Xだとすごい簡単なんですよ。

Windows PCに接続しての活用も

これまでは仮想ミキサーとかを通さないと相手に声が届かなかったんです。でもGO:MIXER PRO-XだとループバックONにするだけなんで、簡単に相手に音声届いてしまう。で、同時にマイクつなげば自分の喋り声と、DAWの音が同時に相手に伝わるので、非常に楽です。
 
オンラインミーティングもすんなり、あとオンラインレッスンもすんなり。

これまでにお使い頂いていたASIOのオーディオインターフェースと比較して音質はいかがでしたか。

そんなに変わらないです。全然わかんないです。はい。

音を通じて何かを伝えたい人に最適なオーディオインターフェース

最後にGO:MIXER PRO-Xを勧めたい人を教えて下さい。

もうほんとにすべての音楽家にお勧めしたいです。
 
スマホでいいマイクで録りたいっていう人ももちろんそうですし、ギターでそのまま感動を伝えたいとかいう人もそうですし、スマホ使ってライブ配信するっていう人も。
 
あと、パソコンの方でも難なく使えますので、自分の音を他の人に伝えたいっていう人とか、特にオンラインレッスンをしている講師陣。ほんまに、向いてると思います。

音に限らず何かを伝えたい人に向いているということですか?

そうですね。ヘッドセットマイクも接続できるので、オンライン会議にも向いていると思います。うん。

最後に一言お願いします。

そうだなあ、YouTubeで好き勝手にアニソンの耳コピをしておりますので、よかったらぜひ聞いていただきたいです。
 
耳コピの演奏ばかりやっていたので、今後は耳コピの経験を活かして作曲とかアレンジとかしていきたいなって思ってます。
 
あとそれからね、ローランドさん大好きです。音源もSC-88PROを超愛用しています。

SC-88PROをまだまだ活用中!

まだSC-88PROをお使いなんですか?

はい。nanaの伴奏は9割9分、SC-88PROでできてます。はい。

長くお使いいただき本当にありがとうございます。本日は色々お話しいただきましてありがとうございました。

はい、ありがとうございました!


この記事をシェアする
Recommend 関連記事