【SUPPORT】お局の豆知識 Vol.001 ~ この製品、まだ使えるの!? ~

思い出が詰まった愛着のある製品を、過去と現代をも繋げてしまう“魔法の製品”を使って新しい OS で活用する方法を、長年お客様相談センターで様々な製品と共に歩んできたお局(ちなみにバブル80’s)ならではの豆知識としてお送りします。

Roland BLOG -SUPORT CATEGORY-

こんにちは。ローランドお客様相談センターの WEB担当がお送りするローランド・ブログ「サポートカテゴリー」では、様々なお問い合わせから得た「お客様相談センターならではの提案」や安心してローランド製品をお使いいただくための「新着サポート情報まとめ」「ここだけのちょっとした小ネタ」などを WEB コンテンツとして公開していきます。

「この“音”が好き」「SC シリーズで作曲したデータが山ほどある」「ずっと憧れていた名機が手に入った」そんな青春時代の思い出が詰まった愛着のある製品達。今でも使いたいのに新しい OS で使えない。。。でも、手放せない。。。
最近 DTM を再開したお父さんお母さん。最近になって SC-88Pro を譲り受けた方。とあるお父さんからは渋谷系シーンで活動してたけど、自宅ではサンプリングよりも打ち込みが面白くて、、「自分はレア・グルーヴよりも MIDI だったなぁ」と。そんな方々から、今でもこんなお問い合わせをいただくことが多いです!!

・・・「この音源、今も使えますか??」

そんな悩みをお持ちの方、必見です!!
過去と現代をも繋げてしまう“魔法の製品”を使って、お客様相談センターの主、お局があなたのお悩みを解決いたします!!

お局(おつぼね):
長年(年数は決して聞いてはいけない…)お客様相談センターで様々な多製品の誕生から成長、旅立ちを見届けてきた職場を仕切るバブル80’s の女性社員。

お局の秘密:
・お局の時代の PC と言えば、DOS/V 機や NEC PC98 シリーズ…
・バブル時には扇子を持って踊っていたとか…

(ローランドお客様相談センター調べ)


~ この製品、まだ使えるの!? ~

どうも、お客様相談センターの主、OTSUBONE です。今回は、私が扇子を振るのをやめた時代に一世風靡した SC-88Pro など、思い出が詰まった愛着のある製品をこれからも粘り強く使い続ける秘策を紹介します。まず、「お局ポイント」はこれ。

・長年のこだわりを貫く
・MIDI 端子があるかぎり可能性が広がる
・“魔法の製品”が過去と現代をも繋げる
・過去と現代の融合

「長年のこだわりを貫く」

昔からのこの音だけは譲れない!!長年使い慣れた製品でこれからも音楽制作をしていきたい!!SC-88Pro のスネアドラムが好き!!そんなこだわりを持ちつつ、新しい環境(OS)に対応していないという厳しい現実…そんな経験をされたあなたにこそ!!読んでいただきたい。

「MIDI 端子があるかぎり可能性が広がる!!」

SC-55、SC-88Pro、SC-8850、SC-D70 などの MIDI 音源や A-500S、PC-50、PC-180、PCR シリーズ…などの MIDI キーボード。Fantom、JUNO シリーズ等シンセサイザー…などなど。“ちょっとレトロ”な製品をお持ちの皆様、諦めちゃダメ!!MIDI 端子が搭載されている製品は、新しい OS で活用する方法があるんです!!

「“魔法の製品”が過去と現代をも繋げる」

そう!!それは、新しい OS に対応した MIDI インターフェース!! ジャ~ン♪これさえあれば、新しい環境でも引き続き MIDI 音源、MIDI キーボードとして活躍させられるんですよ!!現在ローランドで扱っている MIDI インターフェースには、MIDI IN/OUT が 1 系統の“UM-ONE mk2”があります。


 

ただし、以下の点が要注意ですよ!!

・SC-D70 や SD-90 などのオーディオインターフェース機能は使用できません。

・UM-ONE mk2 は MIDI IN/OUT が 1 系統のため、32 パート以上の音源でも 16 パートに限定されます。

・1 台のパソコンに UM-ONE mk2 を複数台接続して使用することはできません。

UM-ONE mk2 を使用する場合は、UM-ONE mk2 のドライバーをインストールし、パソコンと UM-ONE mk2 を USB ケーブルで接続、UM-ONE mk2 と製品を MIDI ケーブルで接続してくださいね。

☆ お局からのアドバイス ☆

1.UM-ONE mk2 本体の COMP/TAB 切り替えスイッチは「COMP」にすること。(ボールペン使ってね。やりやすいから…)

2.UM-ONE mk2 の CONNECT TO MIDI IN/OUT ケーブルの接続はややこしいのよ。 Q&Aページ に詳しい内容を掲載してあるから見てね。間違えると上手く通信できないから気を付けるのよ!!

ただ、MIDI インターフェースを使用する場合、製品によっては制限があります。例えば、USB バス電源で動作させていた SC-8820、A-500S、PC-50、PC-80、PCR シリーズ等の製品は、別途専用の AC アダプターが必要です。
※ 専用の AC アダプターは、お近くの弊社製品取扱店もしくは Roland Online Store にてお買い求めいただけます。
もし、愛着のあるレガシー製品達を今もまだご愛用いただけるようであれば、ぜひこの方法でご活用いただければ嬉しいです!!さあ、押し入れの奥から発掘よ!!

「過去と現代の融合」

さらに、UM-ONE mk2 は本体の COMP/TAB 切り替えスイッチを「TAB」にすると iPad にもつなげられるのよ、便利よね。過去の名機を再現した Boutique シリーズとあわせて、SC-88Pro や A-500S などを使って親子で演奏してみるのも面白いわね。新しい製品もとても魅力的ですので、あわせて新たな仲間の導入もご検討くださいね。

少しでも皆様のお役に立てるよう、これからも末永く居座りたいと思います♪何だか久しぶりに踊りたくなっちゃった。


お客様相談センターが配信しているメールマガジン「サポート・ニュース」では、お客様とのコミュニケーションやサポート・ニュースならではの情報などを、公開情報の更新時にあわせて配信しておりますので、ぜひユーザー登録(Backstage)の「メールニュース配信」にて「サポート・ニュース」をご登録ください☆

この記事をシェアする
Recommend 関連記事