【連載】フクロウの住処から -MC達がマイクに込めた魂の記録 01 押忍マン-

言葉に魂を乗せるMC達が夜な夜な集まる、「Underowls Lab.」。ビート・メイキングを始め、レコーディング・スタジオとしての機能を持つこの場所に、エンジニアからも高い評価を受けるASTON MICROPHONESが導入された。この連載は、MC達の活動をマイクという視点で切り取った、魂の記録です。

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Record 01 押忍マン

世田谷のとあるマンションの一室「Underowls Lab.」owlと付く名の通り、夜を匂わすレーベル兼スタジオである。このスタジオではhiphopを中心とする数多くのアーティストが訪れ、魂を込めて言葉を発し、記録し、発信されている。そんな魂の言葉を受け止めているマイクは「ASTON ORIGIN」。プロの現場から、宅録現場まで、幅広く利用される新進気鋭のコンデンサーマイクで、Underowls Lab.の主人がそのサウンドと堅牢性に惚れ込み、導入した機材の一つです。この連載は、魂を込めて活動を続けるアーティスト達を、その思いを受け止めるマイクを起点に切り取った記録。フクロウの住処をちょっと覗いてみませんか?

今回、Underowls Lab.にてマイクに向かっているのは、ラッパーの押忍マンさん。
都内だけにとどまらず全国各地を巡り、精力的にライブ活動を行っている。ライブ以外にも、MCバトルでも数々の大会で入賞。人気番組「フリースタイルダンジョン」での活躍も記憶に新しい。
そんな押忍マンさんが普段レコーディングで利用しているスタジオは、どこにでもあるマンションの一室。「宅録」と呼ばれる環境で使用されているAston Microphonesのコンデンサ・マイク「Origin」。Originは押忍マンさんの声をどう受け止めたのか?

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自分の発した音がダイレクトに返ってくると、ラップに余裕が出てくる。いい意味で遊べると言うか。

【Q1】ご自身の紹介と、ラップを始めたキッカケを教えてください。

ラッパーの押忍マンです。大分出身で、2011年に上京して、現在都内を中心に、各地でライブ活動をさせてもらってます。初めて聴いた日本語ラップはZEEBRAさんの「Neva Enuff」で、それからBUDDHA BRANDや雷、THA BLUE HERBやTOKONA-Xを聴きまくってたんですけど。ラップの始め方がわからなくて、そんな時にB-BOY PARKやUMBなどの日本語のラップでフリースタイルをしている映像を観たときに衝撃を受けて、自分もやってみたいと思い、始めました。

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【Q2】Aston Microphone Originは中音域の伸びに特徴があるマイクですが、録ってみての印象はいかがでしたか?

録っていて、自分の発した声がダイレクトに返ってきている感じがしました。その分、「余裕」が出てラップ出来ていました。いい意味で遊べたと言うか。
自分は機材に疎いんですが、ラップをしているときのノリはわかるので、そういう意味で今日はすごく素直に歌えました。録ったあとの音を聴いてもすごく綺麗に録れたな、と思いました。リフレクションフィルターの形も、守ってくれてる安心感もありましたね。もちろん音の効果も大きいでしょうけど。


押忍マンさんのMVへリンクします

【Q3】初めて「レコーディング」を経験したのはいつですか?そのときの思い出などあればお聞かせください。

地元大分にいた頃なので…10年前とかですかね。今となって思うと、やってることって変わってないなって。まさに人の家に行って録ってもらって…当時の機材とかは全然覚えてないですけど。笑とにかくがむしゃらに、そして真剣に取り組んでましたね。当然、今もこれからもです!

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近年、益々増えている宅録。リラックスしながらレコーディング出来るのも1つの魅力。そんな空気を大事にしているUnderowls Lab.だからこそ、素直にマイクに対してラップが出来るという押忍マンさん。夜な夜な生まれている魂の記録を、また近々覗いてみることにしましょう。お楽しみに!

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