ARTIST 
TIPS 
INTERVIEW 
SYNTH 
DANCE • DJ 【インタビュー】EXIT TUNESからリリースするアーティストの新作で、ローランド・シンセが活躍！
EXIT TUNESからリリースするミュージシャン、kors kさん、Xceonさん、Ryu☆さんの三名が遊びに来てくれました！
今回のアルバムでは「By Your Side」「R U Ready?」「Tonnerre」の三曲で、INTEGRA-7を使ってみました。「By Your Side」は、ユーロビートを意識した90年代のサウンドを目指したこともあってINTEGRA-7のSRXシリーズがとても重宝しました。かなり音を重ねて、ゴージャスなサウンドに仕上がっていると思います。往年のRolandの音と、SuperNATURALシンセの音をこれ一台でレイヤーできるって、考えてみたら凄いことですよね。Rolandシンセの音って、いくら探してもソフトで代用できるものが見つからないんですよ。使えるオケヒ(オーケストラ・ヒット)とか、本当に無くないですか？？(笑)。
ハードウェアって、どこか面倒というか、不器用じゃないですか？古い機種なんて、当然トータル・リコールにも対応してない。でも、それがいいんですよね。対話してる感じで、逆にやる気にさせられてモチベーションが上がるわけです。
僕はMC-303で音楽をはじめたんですが、その頃の感覚が蘇ってきました！ずーっと触っていたくなる、楽しい楽器ですね。アナログ・シンセはプリセットも使えるものが多いし、その音もかなり太くて良い。アナログ・フィルターの効きも凄くいいですしね。他の機材とシンクさせるとかして、自分のイベントでもドンドン使ってみたいです。
今回はGAIA SH-01の音色、しかもイニシャライズ(※音色の初期化)した状態から作り上げたサウンドをDAW上で重ねていって、一曲に仕上げるという試みに挑戦しています。やはりハードウェア・シンセってフィジカルに触っている感覚がたまらないんです。例えば、フィルターを回すのも、ソフトウェア・シンセだとマウスでこう上にツー・・・ってドラッグするでしょ？でもこれだと全然音楽的に面白くない動きになるんです。その点、ハードウェア・シンセは他のパートやオケに合わせて身体で反応してパラメータを動かす感じで文字通り音が”動く”んです。あ、フィルターといえば、GAIAのフィルターは凄く気持ちよく動いてくれますね、この辺もポイントです。GAIAに関しては、音やフィジカル・コントロールももちろんですが、エフェクターでもかなり楽しめました。特に、特定の音を付随させるピッチ・シフターや、広がりを付けるリバーブなどの空間系のエフェクト。これらを、つまみで好きなタイミングで、好きな量だけ掛けられるというのも、ハードの醍醐味ですよね。
とにかく、このサイズのシンセから出てくる音じゃないですね、凄い！ひと通り音色をチェックして、さらにSuperNATURALのPCM波形もチェックしましたけどかなり使える素材が入っていると思います。ワンノブで動くエンベロープとか、声で内蔵音色を鳴らせるオートノートとか、シンセを知らない人でも楽しめそうです。
僕は今回のアルバムのために書き下ろした楽曲のうち、「晩冬の六花」「砂の城」「Forever Lovers」の三曲でFA-06を活用しました。僕は生楽器系の音はオーディオで録音してしまうので、主にシンセ系の音色ですね。どんな音かといえば・・・FA-06にたくさん入っている、歴代の名機の名前が付けられた音色ですね。だって、ただ「STRINGS」って書いてあるより「JUPITER STRINGS」とか「JUNO STRINGS」とか書いてある方が凄そうじゃないですか！？「D-50 xxxx」とか書かれていると、もう使わないといけない！という気持ちにすらなってしまいます。あと、ハードウェア・シンセって不思議で、同じような音でもソフトウェア・シンセでは絶対に出てこないフレーズが次々と出てくるんです。鍵盤と音源が一体化しているという感じで、アコースティックではなくてもしっかりとした”楽器”なんだなーと思いました。JD-800って「生々しい！」とはいえないけど特徴のある音じゃないですか？音質も大事ですけど、個性とか、そのシンセでしか出ない音がある機種は今でもしっかり生き残っているのは、そういうことかと思います。僕らもみんなJD-800のピアノの音、好きですしね(笑)。
今は「小さいことは正義！」ってくらい、コンパクトな楽器が重宝されてますよね。ちょっとした演奏の場でも、バッキング環境も含めて気軽に持ち出せるのはいいですよ。これなら飛行機で移動するときも、機内に持ち込める・・・かな？つまり、世界で勝負するなら、このJD-Xiでしょう(笑)。
アナログとデジタル、2つの異なるサウンド・エンジンをコンパクトなボディに凝縮したアナログ/デジタル クロスオーバー・シンセサイザー。アナログ回路とINTEGRA-7同等のSuperNATURALシンセ音源を搭載し、パターン･シーケンサーやボコーダーなど様々な機能をコンパクトなボディに凝縮。自在にツマミでコントロールできる重厚なアナログ・ベースやリード・シンセや、パッド、ストリングス、ブラスなどのPCMシンセ・サウンドが満載なローランドの新しいシンセサイザーです。
製品ページ：JD-Xi
3名が出演予定のイベントをご紹介
東京・ZeppDiverCity
・チケットぴあ 0570-02-9999（Pコード258-080）
・ローソンチケット 0570-084-003（Lコード73136）
・イープラス http://eplus.jp/
・キョードー東京 0570-550-799
1Fスタンディング(整理番号付) 5,500円(税込)
※3歳以上有料
※ドリンク代別途必要
【主 催】 キョードー東京 / EXIT TUNESS
【企画制作】 EXIT TUNES / PONY CANYON
【運 営】 キョードー東京
キョードー東京 0570-550-799
【公式HP】| http://exittunesacademy.jp/edp/
MAIN ACT：
beatnation（dj TAKA / DJ YOSHITAKA / L.E.D. / Sota Fujimori / 猫叉Master / kors k / Ryu☆）
GUEST：
TOMOSUKE / VENUS / wac / TAG / kradness / 松下 / Mayumi Morinaga / Xceon /Prim / Starving Trancer / Dai. / Halka / Yossy / and more…
OPENING ACT：
beatnation RHYZE (DJ TOTTO / PHQUASE / かめりあ / P*Light / Hommarju)
コナミの音楽ゲーム「beatmania IIDX」でのデビュー以来、快進撃を続けるダンストラック・クリエイター。 キャッチーなメロディを特徴とした、アップテンポのダンス系楽曲を得意とし、BEMANI各機種への楽曲提供の他、BEMANIレーベル「beatnation」の一員としても活躍している。またゲーム・クラブシーン以外にJ-POPシーンへも活動を広げており、TVアニメ「ゆるゆり」へRemix提供、TVアニメ「「FAIRY TAIL」や「ゆゆ式」へ楽曲提供、その他、Scatman JohnやCASCADA、predia、でんぱ組.inc、DJ ドアラなどへも楽曲提供を行っている。自身のライブ、PV制作など活動の幅を広げている。
Ryu☆ official site | http://djryu.jp/
Ryu☆ twitter | https://twitter.com/ryutaronakahara/
イノベーティブなサウンドをクリエイトし続ける希代の音楽プロデューサー / アーティスト / DJ。
10代前半よりシンセサイザーによる楽曲制作をスタート。00年前後から巻き起こった全世界的なトランスムーヴメントとも絡み合い、独自の音楽観を磨いていった。
人気アーケードゲーム[beatmania IIDX 4th Style]においてデビューを果たすと、ゲーム音楽はもちろん、アニメ楽曲やJ-Pop系のリミックス等を中心に、トータルで100曲以上に及ぶ楽曲群を世に送り出している。
また、「teranoid」や「Eagle」といった名義、エナジェティックなハードトランスに特化したプロジェクト「StripE」名義でも活動。世界標準のクラブ系チャートであるbeatportチャートにいくつもの楽曲を送り込んでいる。
2014年6月4日にファーストメジャーアルバム『Let’s Do It Now!!』をリリース。自身のプロデュース経験とジャンルや世界観を多種多様にザッピングしたElectronic Dance Musicは音楽ゲームファンはもちろん、リアルなクラブ系サウンドとしても多くのファンを惹きつけている。
近年においては、数々の作曲スキルを基としたライブアーティストとしても活躍。全国のクラブやライブスペースでの出演はもちろん、さいたまスーパーアリーナなどにも出演している。またアメリカ、上海、ハワイといった海外各地でも公演を重ねている。
日々進化を遂げるkors kが生み出すソリッドなサウンド、それが未来におけるダンスミュージックシーンの指標となるだろう。
Let’s Do It Again!! official site | http://djkorsk.jp/
S2TB official site | http://korsk.jp/
twitter | https://twitter.com/s2tb_korsk/
KONAMI「beatmania IIDX 21 SPADA」にてデビュー曲『罪と罰』で彗星の如く登場した、キャッチーでダンサブルな楽曲を得意とするアーティスト。
青龍「BLUE DRAGON」リリースパーティ@0126 にてイベント限定CD『光と幻影』発売し、即時完売。「REFLEC BEAT groovin’!!」では『サクラヨゾラ』、「pop’n music ラピストリア」では『Realize Maze』、「beatmania IIDX 22 PENDUAL」では『十六夜セツナ』が収録され話題を呼んでいる。
また、“Starving Trancer”名義やRyu☆とのサウンドプロデューサーユニット“Another Infinity”名義でも活動しており、音楽ゲームの他に、TVアニメ「ゆゆ式」や「FAIRY TAIL」に楽曲提供し、
現在のアニメシーンを代表する人気声優やアイドルにも楽曲提供を行っている。2014年8月にリリースされた”predia”に提供した『壊れた愛の果てに』はオリコンウィークリー6位を獲得した。2015年4月放送開始のTVアニメ「えとたま」にEDテーマ曲『blue moment』を提供。
official website| http://xceon.jp/
twitter| https://twitter.com/xceon_/
