【ARTIST】GiGS JUNO-DS音色制作現場に潜入 第2弾/BAND-MAID KANAMI

超絶ギター・テクでご主人様&お嬢様を魅了しているKANAMIさん。GiGS8月号ではキーボーディスト目線での取材になり普段とまったく違うKANAMIさんの一面を垣間見ることができた取材現場の模様をお届けいたします。

GiGS BAND-MAID:KANAMIの
JUNO-DS音色制作現場に潜入

昨年のお給仕(ライブ)からピアノ演奏も採り入れ始めたBAND-MAIDのギタリスト:KANAMIさん。GiGS8月号では、そんな彼女にJUNO-DS88を試奏してもらうスペシャル企画が展開されています。超絶ギター・テクでご主人様&お嬢様を魅了しているKANAMIさんですが、本企画ではキーボーディスト目線での取材になりました。そこで、このページでは普段とまったく違うKANAMIさんの一面を垣間見ることができた取材現場の模様をお届けしましょう!

KANAMIさんがチョイスしたのは88鍵仕様のJUNO-DS88。「もともとクラシック・ピアノをやっていたので88鍵を選びました。鍵盤の手触りもアコースティック・ピアノみたいですし、キー・タッチ機能でよりリアルなピアノの打感を再現できるのが良いですね。あと、普段は鍵数の少ないMIDI鍵盤を使っているので、やっぱり88鍵盤だとフレーズや音遣いが変わります」(KANAMI)

実はこの取材に向けて事前にJUNO-DS88を予習してきてくれたKANAMIさん。「最初は説明書を読みながらでしたけど、すぐに音の選び方や調整の仕方を覚えることができました。でも、取材現場で説明を聞いている中で、他にもいろんな機能があったことを知ってさらに驚いています(笑)。操作は簡単だけど、奥が深いですね」

そして、いよいよ今回の目玉企画! “今後BAND-MAIDで採り入れられそうな音色”をテーマにして、KANAMIさん自身にJUNO-DSで音色を作り込んでみてもらいました!!

「BAND-MAIDにはピアノを本格的に採り入れた「start over」(2018年7月25日発売シングル「start over」収録)という曲があるんですけど、前回のツアーでこの曲を演奏したとき、実際に私がピアノを演奏したんです。なので、1つ目の音色はこの「start over」をお給仕で披露するならこの音っていうイメージで作ったピアノ・サウンドになります。ダンパー・ペダルがない状況でも再現できるような設定にしてあるので、是非気軽に演奏してみてください」(KANAMI)

「GiGSさんの誌面でもお話しましたけど、スプリット機能が本当に便利だなって感動したんです。だから2つ目の音色はこの機能を使って“エモ可愛い”組み合わせにしてみました。いろいろ音を探している最中に、[LoFi PercOrg]がすごく可愛いなって思ったんです。この音を高音側に割り振ってメロディーを弾いて、それを低音側のオルガン音色で支える感じ。BAND-MAIDに採り入れるとしたら、お給仕の曲間とかですかね。この音をSEっぽく鳴らしたらすごく良いかなって」(KANAMI)

「3つ目の音色はBAND-MAIDの楽曲に採り入れるシンセ音色を目指して作りました。もともとギター・リフの裏にシンセをこっそり潜ませたりもしているんですけど、[SuperSaws]と[Analog Lead]をスプリットさせたらすごく存在感のある音色になったので、この音ならメイン・リフを弾いてもアリじゃないかなって思います。ハードな楽曲にも似合いそうなカッコ良い系のサウンドに仕上がりました」(KANAMI)

  

  

この記事をシェアする
Recommend 関連記事