【連載】フクロウの住処から -MC達がマイクに込めた魂の記録 05 baal-

言葉に魂を乗せるMC達が夜な夜な集まる、「Underowls Lab.」。ビート・メイキングを始め、レコーディング・スタジオとしての機能を持つこの場所に、エンジニアからも高い評価を受けるASTON MICROPHONESが導入された。この連載は、MC達の活動をマイクという視点で切り取った、魂の記録です。 -Record 05 baal-

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Record 05 baal

世田谷のとあるマンションの一室「Underowls Lab.」owlと付く名の通り、夜を匂わすレーベル兼スタジオである。このスタジオではhiphopを中心とする数多くのアーティストが訪れ、魂を込めて言葉を発し、記録し、発信されている。そんな魂の言葉を受け止めているマイクは「ASTON ORIGIN」。プロの現場から、宅録現場まで、幅広く利用される新進気鋭のコンデンサーマイクで、Underowls Lab.の主人がそのサウンドと堅牢性に惚れ込み、導入した機材の一つです。この連載は、魂を込めて活動を続けるアーティスト達を、その思いを受け止めるマイクを起点に切り取った記録。フクロウの住処をちょっと覗いてみませんか?

本日、Underowls Lab.にてマイクに向かっているのは、シンガー兼キーボーディストのbaalさん。
ネオ・ソウル ソロプロジェクトのbaal factorとしての活動の他、エクスペリメンタル ダブバンドごのせんのキーボーディストとしても活動中。
自身のバックグラウンドにある多くの音楽ジャンルを耳にし、歌とシンセサイザーで自らを表現しているbaalさん。そして初めての登場となる女子シンガー。その歌声にASTON ORIGINが与えた影響とは?

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生声を確認する必要無くレコーディングできるほど素直なサウンドでした

【Q1】ご自身の紹介と、歌を始めたキッカケを教えてください。

シンガー兼キーボーディストのbaalです。baal factorというソロプロジェクトで、シンセ、サンプラーなどを使いながら歌っています。ごのせんというエクスペリメンタル ダブバンドのキーボード/シンセサイザーも担当しています。
幼稚園からクラシックピアノを習っていたので、ソルフェージュが歌のはじまりなのかもしれません。音楽家族なのもあり、きっかけというほどでもなく自然に歌っていました。自分を表現するのが歌だというのが、特に意識することなく自分にあります。中学で人と一緒に音楽をやりたい気持ちが強くなって、吹奏楽とバンドを高校ではじめました。この頃は歌メインでしたけど。大きく今のスタイルに近づいたのはネオ・ソウルに出会ってからです。ピアノも再度勉強し、弾き語りも始め…ありがたいことに評価をいただけていたのもあって色んなバンドからも声をかけていただき、キーボーディストとしての活動もスタートして、今にいたります。
ちなみに現在活動しているごのせんに勧誘されたきっかけは、ライブを見て気に入ってくれたメンバーが、私の声をダブで飛ばしたいと言ってくれたからです。すごい理由ですよね。笑

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【Q2】Aston Microphone Originは中音域の伸びに特徴があるマイクですが、録ってみての印象はいかがでしたか?

過去のレコーディングでは、私の声こんなにスカスカだったかな?とかもっと声を張ったほうが良かったかな?と思うことが多かったのですが、それがほとんどなく、低~中音域が綺麗に録れているのに驚きでした。声をそこまで張らずに力強さを出す意識をしているので、そこを失わずに受け止めてくれるのはすごく嬉しいです。声を張ればその音域が出るのは当然なので…
重要視している音量差なども素直に返ってくるので、細かい抑揚まで確認しながら録れましたね。
普段のレコーディングでは返しのヘッドホンで聴く自分の声の音程に違和感があり、片耳をはずして生の声を聴きながら録っているんですよ。その違和感がほとんどなく、久しぶりに両耳でモニタリング出来ました。笑

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所属バンド「ごのせん」のライブの模様

【Q3】初めて「レコーディング」を経験したのはいつですか?そのときの思い出などあればお聞かせください。

18歳の頃…バンド時代ですね。初めてはコーラス録りでした。宅録でMTRでダイナミックマイクでしたね。初めてではなく、2回目の思い出なんですけど…2回目はレコーディングスタジオにパソコンを持ち込んでのレコーディングだったんですよ。そのときにやはり緊張してしまって…初めての宅録が凄くリラックス出来ていたんだなと後で気づきました。

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ライブではFA-06、SP-404SXを駆使しており、Underowls Lab.の主人とは楽器から生まれるコミュニケーションが豊富というbaalさん。共通の話題が多い2人だからこそスムーズにレコーディングが進んでいました。
夜な夜な生まれている魂の記録を、また近々覗いてみることにしましょう。お楽しみに!

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