本日、Underowls Lab.にてマイクに向かっているのは、東横マッシブのみなさん。長年多くのパーティーをロックし続けてきた、3MC 1DJ(本田Q/Japaninja/enya66/DJビートまさと改)の現場型HIP HOPグループ。
三者三様のMCが繰り出すライブにより揉まれた楽曲の熱量を受け止めるために、当然重要なのはマイク。複数のMCで初めて登場する東横マッシブのみなさんに、ASTON ORIGINが与えた影響とは??
まず自分が納得することが大事なので、そこに自信を与えてくれますね
【Q1】ご自身の紹介と、ラップを始めたキッカケを教えてください。
東横マッシブです。本田Q、Japaninja、enya66の3MCと、DJ ビートまさと改の4人で活動しています。渋谷のクラブNOSTYLEで「道端夜戦」というイベントをやっていて、そこを中心に各地でライブさせてもらっています。
本田Q – 自分は大学のときですね。COBA5000というMCがいるんですけど、同じ大学にいて。COBA5000はすでに色んなところでライブやっていたんですよ。なのでラップをはじめ、色々伝授してもらいましたね。B-BOY服を借りたり。笑
Japaninja – 音楽は元々好きでしたけど、ラップを始めたのは2005年…とかですかね。AGARI CREWというユニットを組んで。その前に4年ほどアメリカに行っていたんですよ。あっちは会話がもうラップなんですよ。HIP HOPが日常にあるというか。だから遊びでフリースタイルはしていましたね。日本に戻ってきて、周りがみんなラップしていてビックリしました!気づいたら自分もやってました。すごい自然なことでしたね。
enya66 – 俺は中学生のときに…古今和歌集ってあったじゃないですか。それを自分で進化させた新新古今和歌集ってやつを作ってて…今思うと、これがラップにつながっているのかもしれない。笑
HIPHOPは14歳の時に見付けて、その精神性や単純に音とRAPにやられたんだけどコレを日本で日本語で表現するのは厳しいだろうって思ってて。当時は、ほぼ情報も無かったし。実際にはじめたのは…高2のときに日本語ラップの野外イベントがあったんですよ。それを観に行って…帰ったらもうリリック書いてラップしてました。体感するに限りますね。
でもやっぱり新新古今和歌集かな。1人で短歌とか和歌とか書いてたし…
本田Q – 文学的なこじらせかただなぁ。笑
東横マッシブ / 時 ~とき~ のMVがひらきます
【Q2】Aston Microphone Originは中音域の伸びに特徴があるマイクですが、録ってみての印象はいかがでしたか?
本田Q – 録りながらとにかく色んな乗せ方を試すほうなんですけど、声の返りがダイレクトだったので答えに近づけやすいと感じました。新しい発想もそこから生まれますし。
enya66 – 俺はどちらかと言うと微調節が多いんですけど、それでもこのマイクの素直さは役に立ちますね。今のが1番良かった、ってまず自分が納得することが大事なので。そこに自信を与えてくれますね。
Japaninja – 確かに。自分はその中でも音量の差が出てたのをすごい感じました。声の出し方やマイクとの距離の調節の重要さがわかりました。あと、ロゴマークが格好いいです!格好いいなーって思いながらラップしてました。
本田Q – え、そこ?笑
Japaninja – レコーディングでテンションあがるのは大事ですよ!笑
Abema Mix SP LIVE映像がひらきます
DJのビートまさと改さんも夢中に!?
【Q3】初めて「レコーディング」を経験したのはいつですか?そのときの思い出などあればお聞かせください。
本田Q – 大学時代にまさに宅録、っていう環境で録りましたね。カセットのMTRで。環境は良くはなかったですけど、MOBB DEEPのアルバムはトンネルで録った!みたいな噂を信じて、頑張ってました。だから俺も大丈夫!みたいな。笑
Japaninja – 自分はAGARI CREWのアルバムのレコーディングが初めてだったので、ありがたいことにいい環境がすでにありましたね。録音先は自分もカセットMTRでしたけど。
enya66 – 多分俺も宅録だったかな…ダイナミックマイクで、ポップガードの代わりにストッキングを被せてやったのは覚えてます。笑
別々の活動をしていたメンバーが現場でつながったことにより結成されたグループということもあり、曲作りでもその感覚を大事にしているという東横マッシブの皆さん。アルバムのレコーディングも、Underowls Lab.の雰囲気も相まってリラックスして終始行えたとのこと。
夜な夜な生まれている魂の記録を、また近々覗いてみることにしましょう。お楽しみに!