ひとつの音域に耳をとらわれることなく
すべての音をバランス良く聴ける
Crossfade M-100 Master × 松尾レミ
歌とベースが立体的に聴こえて、
とても心地良い
松尾
物によりますけど、ヘッドホンって耳にあまりフィットしない印象なんですけど、Crossfade M-100 Masterはフィット感がものすごく心地いい。けっこう前に作った自分の曲と最新曲の「ストーリーの先に」、70年代のアコギ系のいなたいアシッドフォークを聴いてみたんですけど、アコギで例えると4~6弦あたりの低音がボヤっとし過ぎず、気持ちのいいロー感が聴こえるなと思いました。
私はライブで歌を歌うとき、ステージモニターの音作りをかなりこだわるんです。バンドサウンドがしっかりと聴こえつつ、メインとなる自分のボーカルやそれを支えるベース、つまり低域と中域の中間の音域が聴こえると、自分の中でとても歌いやすい。M-100も同じように、欲しいところ(音域)がよく聴こえる、ビビッドなサウンドがちゃんと表現されているなと思いました。歌とベースが立体的に聴こえて、とても心地良いです。だからリスニングというよりも、むしろステージのモニターを聴いている感覚のほうが強い。安定感があって聴きやすいから、気持ちいいですね。エモーショナルにも聴けますし、シャカシャカしていないし。
亀本
そうだよね。高音はしっかり聴こえるけどシャカシャカしていない。
松尾
そのバランスがすごくいい。で、低音がより出ることによって、とても心が踊る感じで聴けるっていうところですかね。
Crossfade M-100 Master
ローランドのエンジニアがチューニング・プロセスに参画し、M-100サウンドをブラッシュアップ。新しいサウンドシグネチャを採用、ハイレゾ対応するなどトラック・メイキングに最適化したオーバーイヤー・ヘッドホン。